家事を運動にして一石二鳥 実験から分かること

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わらびです。

最近は24時間ジムやパーソナルジムなど、気軽そうなものから本格的なものまでいろいろな種類のジムがよく新しく建てられて、ジムブームなのか、運動不足が気になっている人が多いからなのか、理由はわかりませんが、すこし疑問に思ったのでそれについてお話します。

ジムに通うお金と時間

ジムに通うお金もったいなくないでしょうか?

新しくできたジムの広告を見てみるとわたしは「けっこうするな~」という印象を受けています。

それらの金額を見ると、他にあてた方が良いように感じます。

そして、もし金額が何も苦じゃなかったとして、ジムに通う「時間」は、もったいなくはないでしょうか?

実は、お金がかかるよりもこっちの方が大きな問題です。

なぜなら、時間はお金で買えないからです。時間は貴重です。

人はいつか必ず死にます。なので時間は限られています。

だから時間を有効活用することは、お金を節約すること以上に大事なことなのです。

ジムに通う往復の時間とジムで運動している時間、一週間にどれくらいの頻度で通うかにもよりますが、それなりの時間になると思います。

その時間を他に使えるとしたら、唯意義だと思いませんか。

家事は運動になる

運動不足の解消に効果的なのは家事です。

布団をたたんだり、洗濯をしたり、掃除をすることは意外といい運動になります。

洗濯機を使わずに手洗いで洗濯をすると、けっこう力を使います。

家じゅうをハタキでパタパタとひたすらはたくと、二の腕の筋肉に効きます。

イスを持ち上げたり、机の下にもぐりこんだりしながら四つん這いになって雑巾がけをすることは、全身運動になります。

全自動洗濯機を使って洗濯をしたり、掃除機を使ったり、なんでも機械に頼るから、運動不足になっていくのです。

なるべく機械に頼らない生活をしていたら、家事が程よい運動になるので、わざわざジムにお金と時間を使って運動しにいく必要はありません。

矛盾

手洗いで洗濯をするのはキツイ、雑巾がけをするのはキツイ、と言って自分の身体を使わないから運動不足になるのに、その点については触れないでおいて、ジムに通って解決しようとするのは、なんだか矛盾しているような気がします。

歩くのがキツイから、歩いて行ける距離でも車を使う。それで運動不足になって、ジムに通ってウォーキングマシンで歩く。

わたしにはおかしく感じます。

車で移動していたのを、歩いて行くようにすれば、ジムに通ってウォーキングマシンで歩かなくても解決するのではないかと思います。

自然から離れるから運動不足になる

昔は家の中に水道はなかったので、川や共同の洗濯場に行って洗濯をする必要がありました。

当然自転車もないので、洗い物を手で持ったり、頭にのせたりして、歩いて行っていました。

ガスもなかったので、調理は薪を使って行っていました。

薪も自分で集めていました。

こんな風に暮らしていると、暮らしそのものが運動であり筋トレのようなものなので、運動不足になりようがありません。

しかし現代は、あまりにも自然から離れすぎました。

クーラーに頼り、暖房に頼り、機械に頼り、自分の身体を使わなくなりました。

だから、時間を割いて運動しなければならなくなるのです。

わたしは、「運動不足」や「筋トレ」という言葉や概念は近代化した社会で生まれた言葉なのではないかと思っています。

川に洗濯をしに行ったり、自分で薪を集めていた昔の人が、「わたし最近運動不足なのよね。筋トレでもはじめようかしら」と言うわけがないと思うからです。

だから、近代社会に生きるわたしたちも、なるべく暮らしの中に運動を取り入れるとよいのです。

そして、暮らしの中に運動を取り入れる具体的な方法が、なるべく機械に頼らず自分の身体をつかって家事をすることなのです。

意識しているか、していないかで結果に差が出る

しかし、ただ一生懸命に家事をするだけではもったいないです。

運動の効果を高めるためには「意識」がとても大切なのです。

どうして「意識」が重要なのかを知るための面白い実験があります。

ホテルのルームサービスの仕事をしている人を対象とした実験です。

ルームサービスの社員を二つのグループに分け、一方のグループにはシーツの交換には何キロカロリー、室内清掃には何キロカロリー、バスルームの清掃には何キロカロリーと細かく運動量を知らせ、いかに自分たちの仕事が運動になっているかを教えました。

そしてもう一方のグループには何も教えませんでした。

仕事内容と仕事量はどちらのグループもまったく同じでした。

そしてどちらのグループも仕事外では運動はしていませんでした。

一月後、仕事の運動量を教えられたグループは、大幅に体重が減り、身体がひきしまり、血圧も下がっていました。

しかし、もう一方のグループにはそのような改善はみられませんでした。

この実験から分かることは、「意識」が大きな結果の差を生むということです。

なので、家事を運動にする場合、ただ大きく身体を動かすだけでなく、その動作がどれだけの運動量になっているかを知りながら行うことで、より運動効果を高めることができます。

家事のMETsを知る

運動量を知るにはMETs(メッツ)という単位で考えると分かりやすいです。

1METsは安静に座っている状態で、普通歩行はその3倍の負荷で3METsになります。

普通歩行と同じ運動負荷とされている家事は窓ふきや台所での調理、皿洗い(3METs)です。

掃除機、カーペット掃き、フロア掃きは3.3METs。

浴室掃除、庭の草むしり、床掃除は3.5METs。

健康を意識してほどほどの速さで歩くウォーキングが同じ3.5METsなので、30分ウォーキングするのと30分家の床掃除をするのは同じ運動量になります。

手洗い洗濯は4METs、床掃除を力をいれて磨くようにすると6.5METsになります。

6.5METsは競歩と同じ運動負荷です。

ちりも積もれば山となる

ちなみにジョギングは7METsです。それと比べると家事の負荷は小さいようにも見えますが、家事はまとまった時間ではなく、細切れでできることが大きな利点だと思います。

食器を洗う時につま先立ちを繰り返せば、ふくらはぎの筋トレになりますし、お湯が沸くのを待っている間スクワットをすることもできます。

このようにすれば、家事が運動にもなり一石二鳥です。

まとめ

家事を運動として意識すれば、運動効果が高まり結果にもつながります。そして、なによりもお金と時間を有効活用できます。

ジムに行ってウォーキングマシンで歩く代わりに、家の床を掃除すれば同じ運動量で家の中がピカピカになります。

運動不足が気になって、ジムに通うか迷っている方、既に通っているけれどモヤモヤしている方は、「家事を運動に」を意識してみてはいかがでしょうか。

最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。

意識が結果につながる・・・、そのさらにすごいバージョンがコチラ↓なんと頭の中でウエイトトレーニングしただけで筋力アップ?気になる方は是非読んでみてください。

筋力はつけたいけれど、筋トレはキツイ・・・。筋トレせずに筋力がつけられたら・・・。そんなことが本当に出来たら夢のようだが、実はその願望は実現可能なのだ。
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