怒りは何の解決にもならないだけでなく、自分の健康を害する

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怒り

怒ってもいい気持ちはしないということは分かっていても、人は嫌なことをされるとつい怒ってしまうもの。

けれど、怒ることがいかに自分に害をもたらすものなのかを知れば、今までより腹を立てにくくなるでしょう。

というより、本当に自分がかわいく、大切であるなら、絶対に怒るべきではないのです。

今回は、”怒る”という行為がいかに無駄な行為であり、自分にとって害であるかを紹介します。

怒っても良い気持ちにはなれない

これは誰しも経験から分かっているでしょう。

怒って自分の感情を爆発させたとしても「あ~スッキリした」とはなりません。

逆に、後になって「どうしてあんなこと言ったんだろう」と後悔してしまうことがほとんどです。

相手への罪悪感だったり、取り乱してしまった恥ずかしさだったり・・・。

怒ることでストレスを発散させるどころか、さらなるストレスを生み出してしまうのです。

怒っても何の解決にもならない

自分の思い通りに行かなかったからといって、怒鳴ってもどうしようもありません。

怒りの対象がモノであるのなら、怒るのではなく、何か別の解決策を見つけるまでです。

何故なら、モノは私たちの感情を汲み取ってはくれないからです。

では怒りの対象が人の場合はどうでしょうか。

この場合もモノと同じです。

ある人が自分の思い通りに行動してくれないからといって、その度に怒鳴り散らしていては、相手を傷つけ人間関係を困難なものにしてしまいます。

相手が本当に悪いことをしたとしても、頭ごなしに怒鳴っては、相手は問題の本質を理解するのではなく、「こんなに恥をかかせられた」という記憶だけ覚えてしまいます。

上辺では「ごめんなさい」と言っていても、心の中では復讐の炎が燃えているのです。

口論はだれにでもできるゲームだが、双方とも決して勝てない奇妙なゲームだ

ベンジャミン・フランクリン(アメリカの政治家、著述家/ 1706~1790)

その場限りの人の場合でも、怒るという行為は有効的ではありません。

運転をしていると強引な割込みにあった・・・。

これも腹正しいことかもしれませんが、かといって腹を立てたところで、割り込まれた事実がなかったことになるわけではありません。

”割り込まれた”ことはもはや過去の出来事で終わってしまったこと。

私たちは過去を変えることはできません。

そんなどうしようもない過去にいつまでも心を引きずられるのではなく、に集中することが大切です。

それに強引な割込みをしてくる人というのは、心に余裕がないことは明らかであり、そんな危険な精神状態の人が、ずっと自分の後ろについているという方がよっぽど怖いです。

自分から危険な精神状態であるということを発表してくれた、と考えれば逆にありがたいことだと思いませんか。

怒ることで自分の器の狭さを公表することになる

頭にくることは生きていればたくさんあるでしょう。

でも、そこで怒ってしまえば、自分の人としての器の狭さを公表することにもなるのです。

どんなに今まで人に優しく接してきていても、たった一回人前で怒ってしまっただけで「あの人は優しそうな人に見えていたけれど、実はああいう人だった」と周りの人は思います。

あまり頻繁に人前で腹を立てていれば、だんだんと周囲の人は警戒心を抱くようになり、良好な人間関係を築くことを困難なものにしてしまいます。

怒ると何もかも上手く出来なくなる

怒ると、ものすごくエネルギーを消費してしまいます。

つまり”怒る”という行為は、とても疲れる行為なのです。

人は疲れれば疲れるほど冷静な判断が出来なくなります。

いつもなら当たり前に出来ることでも、疲れていて冷静な判断が出来ないことで、失敗しやすくなります。

一度怒ると、怒りたくなる出来事ばかり見つけてしまうようになる

人は自分の気持ちに応じて、目を向けるものが変化します。

笑っていると、どんな些細なことでもおかしく思えてしまうことと同じです。

怒ることは不機嫌になること。

不機嫌な気持ちの時は、なんでもつまらなく感じるものです。

だから不機嫌な人というのは、不機嫌になってしまうようなものばかり見つけてしまいます。

そうすれば、また不機嫌になって・・・不機嫌だからまた不機嫌になる要素を見つけて・・・それが原因でまた不機嫌になって・・・と終わらない負の連鎖が続いてしまい、腹を立てる以前の自分に戻ることはますます困難なものになるでしょう。

怒ると自律神経が乱れる

怒ると自律神経が乱れます。

自律神経が乱れると、心拍数や血圧が上昇し、血流が悪化します。

血流が悪化すると全身の細胞に栄養が行きわたらなくなり、老廃物や疲労物質が排出されにくくなる原因にもつながります。

もっと簡単に言うと、怒ると血流がドロドロになるということです。

しかも一度怒りによって乱れた自律神経は3時間は戻りません。

つまり、3時間このような不健康な状態が続いてしまうのです。

怒ると心臓病のリスクが高まる

怒りの感情は心臓発作のリスクを通常より8.5倍も高めるという研究結果があります。

心臓発作以外にも、怒ることは高血圧や脳卒中のリスクも高めます。

怒りは酸のようなもので、注ぐものにも増して、その器に大きな害を与える

ガンジー(インドの宗教家、政治指導者 / 1869~1948)

怒って良いことなんて一つもない

どうして怒らないようにしなくてはいけないのか。

それは怒って良いことなんて一つもないからです。

良いことが一つもないだけでなく、逆に自分にとって有害なのです。

怒ることで、人間関係を困難なものにし、何の解決にもつながらず、冷静な判断が出来なくなることであらゆることに失敗しやすくなり、さらに怒りたくなる物事ばかり目につきやすくなり、血流は3時間ドロドロ、そして心臓病等のリスクも高まってしまう・・・。

このように怒ることは、あまりにも害が多すぎます。

自分の体を大切にするために、怒るという選択肢を取るべきではないのです。

怒らないことの大切さを学べる映画↓

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