みなさん、こんにちは。わらびです。いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
お店に行ったら、1匹140円の真イワシがとても美味しそうだったので購入し、さばいてお刺身にして食べてみたら、今までのイワシの常識を覆すくらい美味しかったので驚きました。

脂がノリノリで、舌の上で溶けるようでした!
こんなに美味しいなら焼いても美味しかったに違いない!でもイワシの塩焼きってあんまり聞いたことがないような・・・と思い調べてみたら、ちゃんとあるんですね。
というより、節分の日に焼いたイワシの頭を柊の枝に刺して飾ったり、塩焼きにしたイワシを食べたりする風習が平安時代からあったそうです。
このことを「節分イワシ」と言うそうです。
お恥ずかしながら、初めて知りました(汗)
イワシを焼いて食べたことがあるのは、蒲焼とガーリックステーキだけで、何故か今まで一番シンプルな塩焼きはありませんでしたが、今回の真イワシを食べて、塩焼きも是非食べてみたいと思いました。


そして、初めて写真のように、何ものせていないコーナー、すりおろした生姜をのせたコーナー、すりおろしたニンニクをのせたコーナ、というように、あらかじめ薬味をトッピングした状態で食べてみたのですが、とても食べやすくて家族にも大好評でした。
刺身醤油も以前は購入していましたが、ここしばらくは醤油、みりん、砂糖で自分で作ったものを使用していますが、これも好評です。
物にもよりますが、買うより安いし、好みの味に作ることが出来るので一石二鳥だと思います。そして手作りすると無添加で身体にも優しいですね。
ちなみに、美味しいイワシの選び方は・・・、
いつもお魚を選ぶ時に参考にしている本『口伝 魚の目きき』によると、目がハッキリしていることが美味しいイワシ選びの一つのポイントのようです。
確かに今回購入したイワシは目がハッキリしていました。

あとは頭が小さく見えるイワシを選ぶと良いそうです。
頭が大きく見えるイワシは、やせたイワシと考えた方が良く、やせていると脂がのっていないそうです。
かといって「鰯にまずいものなし」という言葉もあるそうで、脂がのっていないから不味いというわけでもなく、一番重要なのは、やはり鮮度とのこと。
ちなみにイワシの旬は八~十月で、イワシは季節によって脂ののり方が大きく違うそうです。
一般的にイワシと呼ばれる真イワシを例にとると、三月と九月では倍近くも脂ののりが違うとのこと!

イワシの産卵期は二~三月で、産卵を済ませたばかりのイワシは脂がなくなってしまうけれど、秋になると体力を回復して、脂ものってくるそうです。
だから、イワシの旬は秋だそうです。
つまり、先程の真イワシの例で言うと九月が良いということになります。
ちなみに、お魚コーナーを見ていると真イワシと別にウルメイワシが売ってあることがありますが、ウルメイワシは一般的に真イワシより脂が少ないそうです。
なので、ウルメイワシは刺身で食べるより、丸干しして食べるのが主流だそうです。
そして頭がこんがらがりそうになりますが、ウルメイワシの旬は秋ではなく冬だそうです。
秋鰯は、あくまで真イワシの場合です。
でも「梅雨イワシ」って言葉もあるよね?と思って調べてみたら、真イワシの旬は5月~10月という情報も出てくるので、もう今からイワシの季節だと考えてもいいのかもしれません。
ウルメイワシのお刺身は今までに何度も食べたことがあったのですが、今回ダントツで美味しかったのは大き目の真イワシだったからなのかもしれません。
同じイワシでも全然違うんですね。
真イワシ恐るべしです。
余談ですが、最近やっと念願の?アニサキスライトを購入しました↓
今まで目視で確認していたのですが、これがあればもっと早く安心して見つけられるのかな~と思って購入したのですが、今のところ反応なしです・・・。(いやそれがいいんですけどね(汗)
ちなみに今まで目視で2度アニサキスを確認しました・・・。


ライトでピカッとアニサキスを照らして発見してみたい気持ち半分、いないで欲しいと願う気持ち半分・・・。
魚を捌いてみては、恐る恐るライトを手に照らしている私です(笑)


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。