鉄製フライパン使ってみたいけど、やっぱり難しそう・・・。私も使ってみる前はこんなイメージを持っていました。でも、使ってみると意外と簡単なので今回は鉄製フライパン使い方を最初から最後まで紹介します!
鉄フライパンの魅力ってなに?って人はコチラ↓の記事にまとめたので、併せて読んでみてください。
目次
買ってきたらまずはシーズニング
鉄フライパンを買ってきたら、まずは錆びないようにシーズニングをしましょう。
最初にフライパンの余分な汚れを落とす為に、洗剤で丁寧に洗います。
洗ったら・・・ここからが本番・・・・
焼いていきます!(換気扇を回すのを絶対忘れずに!)
熱い!でも焼こう!
洗ったフライパンをそのまま強火で火にかけます。するとフライパンが熱されて水分がどんどん飛ばされていきます。
そして全部乾いても・・・そのまま加熱を続けてください。
すると煙が出てフライパンの色が変わっていきます。具体的には真っ黒だったのが青色ともなんとも言えない色に変わるはずです。これを全体にやっていきます。
五徳の上に置いたままだとふちの部分を焼き切ることができないので、フライパンを傾けたりしてふちの部分も丁寧に焼き切ってください。
このとき、当然のことながらフライパンは非常に熱くなっているのでくれぐれも素手で触ったりしないでください!
持ち手の先端に濡れた布巾+軍手くらいしっかり装備しましょう。
ちなみに持ち手の部分は焼きをいれなくても大丈夫です。
多分思っているより煙が出るので最初はビックリすると思いますが、特に問題ないので安心して作業を続けてくださいね。
フライパン全体の色が変わって、煙がでなくなったら火を止めてフライパンを冷ましましょう。
油を馴染ませよう!
フライパンがある程度冷たくなったら、フライパンにたっぷりと油を塗りましょう。
まんべんなく全体に多すぎるくらい塗ってください。(どうせ、どんどんフライパンが油を吸っていくので・・・)
そしたら、野菜くずをフライパンに投入し火にかけます。
そして、野菜くずを炒めます。野菜がしんなりしてきたら火を止めましょう。
これでフライパンのシーズニングは完了です。
鉄フライパンの料理の始め方(油返し)
シーズニングが終わってやっとフライパンが使えるわけですが・・・このまま何も考えずに使ったらものすごく引っ付きます!!
しかも、一度べっっっったり引っ付いてしまうと取るのも大変!!
なので、最初の頃は使う前に油返しをして使いましょう。
油返しの手順
①フライパンを中火にかける
フライパンを中火にかけて煙が出るまで熱します
②おたま一杯分の油を投入する
フライパンから煙が出たら、おたま一杯分の油を入れてフライパンを傾けて、まんべんなく油を行き渡らせます。
そのまま加熱して油がゆらゆらと波打ってきたら火を止めます。
③冷ます
そのまま冷まして、油をオイルポットに入れます。
これで油返しの完了です。
料理の始め方
油返しの終わったフライパンを中火にかけます。
フライパンに手をかざして焚火にあたっているような感覚の熱さになったら新しい油を入れて、いつもどうり料理を始めると良いです。
これを行えば、それまでガーリックチキンを作る時に鶏肉がべっとりこびりついていたのが、テフロン以上にお肉がフライパンの上をツルン♪と滑ります。
これがきちんと油の膜ができている証拠です。
ただ毎回この作業をやらないといけないのか、というとそうでもなく油が馴染んでくればこの作業は段々不要になっていきます。
また、鉄フライパンの種類にもよります。
例えば、私が使っている南部鉄製卵焼き用フライパンは油返しをせずに、テフロンフライパンのように使っても卵が引っ付いたりすることは無くなりました。
しかし、メインで使っている打ちだしフライパンは、まだ油返しを怠ると引っ付いてしまう時があります。
これは、南部鉄の場合は表面がザラザラしていて、打ち出しフライパンは表面がツルツルしているのでこの分の差なのかな?と思っています。
ただ、最初のうちはどんなフライパンでも油返しをしないと引っ付いてしまうので絶対やっておきましょう。
鉄フライパンのお手入れ
料理が終わったら、少し冷まして「あ~まだちょっと熱いかな~」ってくらいになったら水で束子を使って洗っていきましょう。
まとめ