この記事を読むと無性にイカロールを買いたくなってしまいます

シェアする

『わらび村へようこそ①』発売中

↓ツイッターでブログの更新通知受け取れます♪

《「わらび村へようこそ」公式ツイッターアカウント》


わらび君
わらび君
なんかこの記事の題名怪しすぎるんだけど・・・
もるもる君
もるもる君
また、わらび村長に異変が・・・

あるスーパーにはある、あの白い物体。イカロール。イカロールとは何なのか、長い間謎に包まれていたその正体が今回明らかになります。

もるもる君
もるもる君
この前置きはなに!?

イカロールの正体

そもそもイカロールとはなんなのか?

まだ知らない人のために紹介しておきます。

イカロールとは名前の通り、頭部がロールしているイカのことです。

すみません。

嘘です。

イカロールは頭部がロール状になっているイカのことではありません。

本当の答えは、敵を認識するとローリングアタックしてくるイカのことです。

はい、これも嘘です。

わらび君
わらび君
いい加減にして~ゴゴゴ!!

冗談はこれくらいにして、イカロールとはコチラです!

「いや、これがイカロールってことは知ってるよ。」
「もとはどういうイカなのか教えてよ。」

という声が聞こえてきそうですね。

イカロールに加工されるイカは、ムラサキイカや紋甲イカ、水イカなど様々なパターンがあるようです。

要するに、元は普通のイカなんですね。

調べて私も少し安心しました。

もるもる君
もるもる君
そりゃそうでしょ

私は昔イカロールが怖かった

私は昔からスーパーでイカロールを見ると、少し恐怖感を抱いていました。

青色の発砲スチロールにビニールが敷いてあって、その中に真っ白なイカロールがゴロゴロ入っている光景をみると、なんだかとても異様な気がして怖かったんです。

そして異常に安かった。

1ロール98円で売ってありました。

普通イカってそんなに安く買えません。

ゲソの部分だけでも250円とか、シーフードミックスだって300円とかします。

それが98円ですよ?

しかも1ロールの”ロール”って言葉が異様さを増しているんです。

他に食品で”ロール”って付くものありますか?

私は知りません。

トイレットペーパーと間違えそうです。

それで、毎回イカロールが置いてあるコーナーには近寄らないようにしていました。

怖かったので。

もるもる君
もるもる君
そんなに!?

そんな風にイカロール避けていたら、いつの間にかスーパーからイカロールが消えていました。

ある日突然イカロールを買いたくなる

イカロールのことなど忘れて何年か経った頃、あるレシピが目にとまりました。

そのレシピの材料には”ロールイカ(冷凍)”と書いてありました。

その文字を読んだ途端、当時のイカロールの映像が頭の中に流れ始めました。

そして何故か無性にイカロールを買いたくなったのです。

イカロールのことが気になって、気になって、グーグル画像検索で大量のイカロール写真を見ました。

わらび君
わらび君
もはや呪い・・・

さらにグーグルで「イカロール」と検索すると予測変換で「イカロール 臭い」と出てきます。

もるもる君
もるもる君
やだな~

確かに安いし、臭そうなイメージがあります。

でも実際に臭うのかどうかはイカロールを買ってみなければ分かりません。

イカロール臭い疑惑が発覚したことでイカロールを買いたい気持ちが余計に増しました。

そして、イカロールを買うことを決心しました。

わらび君
わらび君
決心するほどのもの??

発砲スチロールに入ったイカロールがない

どうせイカロールを買うなら、あの発砲スチロールに入った状態のイカロールを買いたいと思いました。

しかし、どのお店に行っても発砲スチロールに入っているイカロールは見つかりません。

それどころか、イカロール自体が見つからない!!

運良くあっても、なんと”カットイカ”と書いてあります。

「いや、カットしちゃダメでしょ。ちゃんとロールしてないと!」と焦りにも怒りにも似た感情が沸いてきました。

もるもる君
もるもる君
カットイカのほうが便利そうだけどな~ボソッ・・・

何店舗回ってもあるのはシーフードミックスかカットイカのみ・・・。

これは、昔私がロールイカに対して一方的に恐怖心や敵意を剥き出しにしていたツケが回ってきたんだと思いました。

ロールイカはいつでも心を開いていたのに、私はそれを拒んでいた。

そのバチが当たったんです。

「あぁ・・・あの時どうして一度くらいロールイカを買ってみなかったんだろう・・・」

そんなどうしようもない後悔をしていると・・・

冷凍庫コーナーでついにロールイカを発見しました!

白いトレーの中にロールイカが2ロール入ってラップされているものです。

やった!やっとロールイカがあった!と、とても喜びました。

発砲スチロールに入ったロールイカじゃないけど、ちゃんとロールしています。

今度買うのを躊躇うと二度とロールイカに会えないかもしれない。

そう思った私は迷わず冷凍庫のドアをあけ、ロールイカの入ったパックを手に取りレジに向かいました。

ロールイカ確保ミッション完了です。

もるもる君
もるもる君
これってミッションだったの?

ロールイカを間近で見てみる

これが私が買ってきたロールイカです!

見事にロールしています。

ちなみに250円でした。

なので1ロール125円です。けっこう安いと思います。

イカロールは解凍して使うようなので、冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍します。

驚き!イカロールは解凍したらイカロールじゃなくなる

そろそろ解凍できているかな~と思ってイカロールを冷蔵庫から取り出してみたら・・・

なんとっ!ロールイカがロールしてませんでした!!

これじゃもはやロールイカではないっ!!

私はてっきりロールしている状態で解凍されるのだと思っていました。

だから、イカリング的な料理が作れるのかな~と。

しかし、これではもはやただの”イカの切り身”です!!

わらび君
わらび君
この方が使いやすそうだよ?

ロールイカとはなんて儚いものなのでしょう・・・。

いつまでもロールしている状態を眺められると思ったら大間違い。

解凍したら最後、ロールイカはイカの切り身になってしまいます・・・。

もるもる君
もるもる君
ていうかもともとイカの切り身なんじゃないの??

”元”ロールイカを調理する

もるもる君
もるもる君
なんか”元プロ野球選手”みたいな響き!

「ロールイカは加工処理済みだから下処理の必要はない」とネットでは説明されていましたが、私が買ったロールイカの場合は裏側に薄皮がついていたので、それを剥く必要がありました

そして、そのままではヌメリがあるので水洗いした後、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。

そしてよくあるイカの料理のように格子状に飾り切りしたあと、食べやすい大きさに切って、料理します。

じゃ~ん。

これが初めてのロールイカ料理です。

甘辛ソースでアスパラガスと炒めてみました。

気になる臭みですが、ありませんでした。

触感もサクッサクッと軽く、固くて食べられないということはありませんでした。

普通のイカです。

当然味は、新鮮な生のイカから作るのとはワケが違いますが、お手頃な価格で何より下処理に時間をかけずに気軽に使えるというのが嬉しいですね。

ササッとイカを使った料理をしたいときには、イカロールがとても便利だと思いました。

発砲スチロールに入ったイカロールを見つけたら即買うべし

私の長年のロールイカとの関係にようやく決着がつきました。

私はロールイカに自ら歩み寄ることで、ロールイカのことを知れたのです。

これは私にとって大きな進歩であり、良い経験になりました。

怖がって避けていても真実を知ることはできません。

恐怖心を乗り越えて、一歩歩み寄るのです。

その大切さをロールイカは私に教えてくれました。

わらび君
わらび君
そうなのかな?

今までの私のようにロールイカを避けている人は、是非一度は買って料理してみてください。

特に発砲スチロールに入ったロールイカが置いてあるお店はものすごくレアです!

絶対買うべきです!!

それでは~。

もるもる君
もるもる君
こんなにイカロールに憑りつかれるなんて・・・
わらび君
わらび君
これが本当の夏の怪談かも・・・
『わらび村へようこそ①』発売中

スポンサーリンク

シェアする

フォローする