ジョギングを始めたいけどこれからの季節、外で走るのは暑そう・・・。誰かに走っているところを見られるのが恥ずかしい!そんな悩みを抱えている人にオススメなのが室内スロージョギングです!
スロージョギングとは・スロージョギングの走り方
スロージョギングとは歩くのと同じくらいか、それよりも遅いペースで”ゆっくり”走ることです。
イメージとしては早歩きの人に追い越されてしまうくらい。
最初は「こんなに遅くて大丈夫?意味あるの?」と心配になるかもしれませんが、30分も続けていれば運動不足の人ならけっこういい汗かけます。
もし30分間笑顔で走り続けられなかったら、それはペースが速すぎる証拠。
友人と笑いながらおしゃべりできるペースまで落としましょう。
そして歩幅は10㎝くらいを意識してください。
10㎝って測ってみるととても短いです。
普段の歩幅の方がずっと大きいと思います。
ですがスロージョギングは小さな歩幅でちょこちょこと動き回る感じで走ります。
歩幅が小さい分、歩数で距離を稼ぐ感じです。
最期に重要なのが着地の方法。
着地はかかとではなく足の指の付け根で着地します。
そして蹴り出すのではなく、真下に押すように前進します。
この着地方法を「フォアフット着地」と言います。
フォアフット着地の特徴は少ない衝撃で走れることです。
この着地方法はスロージョギングに限らず、プロの長距離ランナーも行っています。
指の付け根の感覚がイマイチ分からない方はその場でジャンプしてみてください。
ジャンプして最初に地面に着く部分が着地のポイントにすると良い部分になります。
<スロージョギングの走り方まとめ>
・ペースは笑顔で会話できるくらい
・歩幅は10㎝くらい
・着地は指の付け根から「フォアフット着地」
室内スロージョギングの方法
上記で説明した方法で外を走っても良いのですが、今回は室内で行う方法を紹介します。
室内に最低でも2mの空間があれば、室内スロージョギングは可能です。
やり方はいたって簡単で、この2mの距離をひたすら往復します。
にこにこ笑顔を保てるペースでフォアフット着地を意識して走ります。
走るといっても、ほとんど音はしないと思います。
もし、ドタドタと音が出るようならそれはフォアフット着地がキチンと出来ていない可能性が高いです。
ちゃんとしたフォアフット着地が出来ていれば、音は普通に歩くのとそんなに変わりません。
もう一つ意識して欲しいのがターンするときです。
ターンするときに一本足で大きくグルッと回転するのではなく、歩幅を狭くして3歩くらいかけてターンするようにしてください。
こうすることで、スピードに緩急がつき負荷をかけることができます。
またターンするときに、右回り左周りと交互に行うことで目が回ることを防ぐことができます。
これを30分ほど続けます。
この方法で歩数で距離を計算するアプリを起動して、やってみたところ30分で3㎞走ることができました。
家の中で3㎞走れるってすごいですよね。
室内スロージョギングって退屈じゃないの?
2mの距離を30分間ひたすら往復と聞くと、とても退屈そうだと思う方もいるでしょう。
実際確かに退屈だと思うこともあります。
ただ、この室内スロージョギングの素晴らしいところは”室内”でできることです。
室内なので、どんな服装でもできますし、その場でできるので思い立った時に行うことができます。
これからの季節、気温はどんどん暑くなりますが、室内なのでクーラーや扇風機をまわしながら行うことができます。
また当然のことですが、事故やストーカーなどの心配もありません。
車や自転車を心配する必要がないので、大好きな音楽を聴きながらやってもいいですし、オーディオブックを聴いてもいいでしょう。
このように、室内スロージョギングは少々退屈な運動ながらもそれを上回るメリットのある運動だといえます。
まとめ
長いこと運動不足の人は、いきなりジョギングすると膝を痛めてしまったりするので(けっこうあっけなく)、スロージョギングから始めることをオススメします。
室内でスロージョギングをやってみて、ペースに慣れてきたら外で行い、徐々に普通のジョギングに切り替えていくと良いと思います。
初期投資もいらないので気になっている人は是非やってみてください。