
グスン・・・・・・

もるもるくん、鉄のフライパンを持ってどうしたの?

鉄のフライパンで憧れの本格チャーハンシェフになるつもりだったのに・・・

どうやってもチャーハンがフライパンにくっついて焦げちゃうよー!!

もっ、もるもるくん落ち着いて!

「本格チャーハンシェフ」って初めて聞いた言葉だけど、とにかく鉄のフライパンでチャーハンをくっつかせずに作りたいんだよね?

うん・・・・・・

くっつくと焦げちゃうし、洗うのも大変だし・・・何より「本格チャーハンシェフ」っぽくないんだ!

憧れのチャーハンライフが始まると思っていたのに、実際に始まったのは「たわしゴシゴシ地獄ライフ」だった・・・・

「たわしゴシゴシ地獄ライフ」・・・。言葉だけでも恐ろしい響きがあるね・・・・・・

でも大丈夫だよ♪もるもるくん!とっても簡単な解決方法があるんだ♪

簡単な解決方法~?わらびくんっ、はやく教えて!
鉄フライパンチャーハンくっつき事件の解決策

それはね・・・・・・

「放置」だよ!!

ほっ!「放置」~?

そ、そんなことやったら全部焦げちゃうよっ!

ちがう、ちがう、そうじゃ・・・そうじゃなぁ~い♪

わらびくん、急にどうしたの??

真面目な顔で見つめないでっ!なんか恥ずかしくなってきたよ!(汗)

え~っと「放置」っていうのは、料理をしている時に放置するんじゃなくて、作り終わってから放置するんだよ

えっ?作り終わってから放置?

そう、鉄のフライパンでチャーハン作るでしょ?その後すぐにお皿に盛り付けるんじゃなくて、5分~10分そのままにしておくんだ


するとどうなるの?

そうすると、くっついていたご飯があ~ら不思議(←テレビショッピング風の口調で)、パラパラーっとほぐれていくよ♪


え~!!

でも5分~10分放置していたら、せっかくのアツアツのチャーハンが冷めてしまわない?

使っているフライパンにもよると思うけれど、ある程度の厚さがある鉄フライパンなら10分後でも湯気が出るくらいアツアツだよ


ほっ!ほんとだ!!

それに出来立ては逆に熱すぎて食べにくかったり、味も分かりにくかったりするでしょ?でも、こうして10分くらい置いておけば、程よい熱さになって食べやすいし、味も馴染んで美味しいんだよ


わ~一石二鳥だね~コケコッコ~♪

コケコッコー?それにね、この10分の間に使った調理器具を片づけたり、お皿の準備をしておくと、さらに時間を有効活用できるよ♪



わあ!それもいいね!ぼく、いつも料理した後バタバタして台所が大変なことになるから、これは嬉しいな~

そうでしょ?これで安心して鉄のフライパンでチャーハン作れるね

うん!本格チャーハンシェフになるぞ~!!

(まあ、本格チャーハンシェフはこの方法は使ってないと思うけどね・・・汗)
鉄フライパンでくっつかないチャーハンを作るコツ

ここでは、鉄のフライパンでくっつかないチャーハンの作り方を具体的に説明するよ
コツその①フライパンを煙が出るくらいちゃんと熱して油ひくこと

こうすることでフライパンの表面にテフロンのような膜を作るよ。「膜」が出来た状態がどんな状態なのか知るには、溶いた卵液を流してみると分かるよ

「膜」ができていないとくっつくけど、「膜」を張ることに成功した鉄フライパンでは、まるでテフロン加工のフライパンのように卵液がツルツル~♪と面白いほど滑るよ
コツその②強火で調理すること

強火で調理することで、フライパンの温度を一定に保つよ。フライパンの温度が一定じゃないと、くっつきやすくなるし、何より味も落ちちゃうんだ
コツその③出来上がったら5~10分放置すること

放置している間に、くっついていた部分が蒸されて、ペロン♪と剥がれるようになるよ。蓋をしなくても全然良いけど、気になる人は蓋をして放置するとさらにアツアツの状態を保てるよ

実際にわらび村で使っているフライパンはコレ↓だよ。分厚くて重いけど、その分美味しい料理ができるんだ。「分厚くて、重い」がポイントだよ
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わらびく~ん!チャーハン出来たよ~♪

は~い♪



違う、そうじゃない