名言とマンガから学ぶより良い人生の生き方1

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自分が他人にしてほしいと思うことを、他人にも同じようにしてやるべきではない。その人の好みが自分と一致するとは限らないからだ。

バーナード・ショー(アイルランドの劇作家/ 1856~1950)

私たちは、自分がされたら嬉しいと思うことを他人にもしてあげがちです。それは小さい頃から親や幼稚園や小学校の先生から「自分がされたら嬉しいと思うことを人にもやってあげなさい」と教えられてきたからです。


しかし、この名言は全く逆のことを言っています。簡単に言えば「たとえ親切心であっても勝手に余計なことはするな」ということです。その理由は「必ずしも自分の好みと相手の好みが一致するとは限らない」から。

「こうされたらきっと嬉しいだろう」と予想し、人にやってあげる。けれど喜ばれなかった。すると大抵の人は「なんだよ、こっちは良かれと思ってやってあげたのに」と腹を立てます。

どうしてこうなってしまったのか。

それはこの名言が言っているように「必ずしも自分の好みと相手の好みが一致するとは限らない」ということを頭に入れていなかったからです。

つまり、自分の物差しだけで考えていたということ。

旅行のお土産としてお菓子をプレゼントしても、相手は甘いお菓子が食べられず処分に困っていることもあるでしょう。

もるもるくんは、のび~るストレッチが健康に良いからとロールイカくんにストレッチを手伝ってあげましたが、ロールしていないことでお客さんから避けられ売れ残ってしまいました。

のび~るストレッチが健康に良く、もるもるくんにとってもいいことなのは確かですが、伸びずにロールしていることに価値が置かれるロールイカくんにとっては、のび~るストレッチは良い結果を生まなかったのです。

私たちは何事も自分の物差しで測っています。そしてその物差しがあたかも皆共通のものであると思い込んでいます。

けれど実際はそうではない。

他人には他人の物差しがあり、誰一人同じ物差しなど持っていないのです。

だからといって「どうせ自分の好みと相手の好みが同じか分からないから、人に親切するのはやめよう」と極端になる必要もないと思います。喜ぶだろうと思ってやった親切が本当に喜ばれることはたくさんあるでしょう。

必要なのは親切心を捨てることではなく、「相手のためを思ってやった行為が必ず喜ばれるわけでない」ということを頭に入れておくことです。これを覚えておけば、もし自分がやった親切が逆効果だったとしても、腹を立てたり、ひどく落ち込んだりすることはなくなるでしょう。

●より良い人生を生きるためのメモ●

「必ずしも自分の好みと相手の好みが一致するとは限らない」ことをいつも頭に入れておく

ロールイカのことが気になってきたら・・・↓
「この記事を読むと無性にイカロールを買いたくなってしまいます」

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