1日1食を1年続けた結果ー良いことしかないので報告します

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わらびです。

今回は1日1食を1年以上実践した結果、どのような変化があったのか、実践するメリットについて紹介します。

1日1食で長寿遺伝子をオンにする

1日1食を実践して得られる最大のメリットは「長寿遺伝子をオン」にできることです。

老化は遺伝子の傷で生じ、傷ついた遺伝子は「老化細胞」と呼ばれ、それが増えると臓器や血管の老化が進みます。

しかし、1日1食を実践して、摂取カロリーを制限すると遺伝子を守る酵素(保護酵素)に補助物質が合体して、体細胞の遺伝子を覆うバリア(保護層)をつくり、傷つきにくい遺伝子になるのです。

そしてこの傷つきにくい遺伝子が長寿遺伝子です。

長寿遺伝子のおかげで、老化しにくい体になります。

裸だった遺伝子が、鎧をまとった遺伝子にパワーアップしているイメージです。

「遺伝子に鎧を着てもらう=長寿遺伝子をオンにしてもらう方法」が、カロリーを制限することなのです。

老化しにくい体になることで、長生きできます。

単細胞生物から哺乳類まで、あらゆる動物は「カロリーを制限すると、寿命がほぼ1.5~2倍延びる」という研究結果が明らかになっているのです。

オートファジーで体の細胞も浄化される

1日1食を行い、カロリーを制限することで長寿遺伝子をオン出来るのですが、メリットはそれだけではありません。

長い時間、食べ物を摂取しないことでオートファジーも行われるのです。

わたしたちの体は細胞から成り立っていますが、その細胞の中には、タンパク質やミトコンドリアなどの物質が存在しています。

しかし、それらの物質が古くなったり傷ついたりして細胞内に溜まっていくと、細胞は障害を受け全身に様々な悪影響を及ぼします。

この不要になった物質の蓄積を防ぐために、細胞内部を浄化するはたらきがオートファジーです。

簡単に言うと、1日1食でいることで細胞の掃除も出来るということです。

綺麗な部屋だと作業が捗りますが、逆に足の踏み場もない汚い部屋だとろくに歩くこともできませんよね。

オートファジーが行われるかどうかは、これくらい細胞に大きな影響があるのです。

細胞内部の掃除であるオートファジーを行ってもらうためには、約16時間空腹でいる必要があると言われていますが、1日1食を実践していると、これも達成出来てしまいます。

1日1食でお昼も眠くならない

わたしは1日1食の生活をする前は、1日3食でしたが、決まってお昼ご飯の後に眠くなり、いまいち仕事も捗らず困っていました。

けれど、1日1食の生活を行うようになってからは、当たり前ですがお昼ご飯を食べないので、眠くなることがなく、午前中の集中力をそのまま午後にも継続させることができるようになり、なんだか自分がパワーアップした気分になります。

1日1食で時間もお金も節約できる

1日1食を始めたきっかけは、健康に良いという情報を知ったからですが、実践してみて健康以外のメリットにも気づきました。

それは、時間とお金が節約できることです。

単純に2食分の時間とお金が不要になるので、その分他のことに使える時間とお金が増えるわけです。

後で紹介しますが、1日1食は慣れたら当たり前であり、別にきつくないため、この時間とお金が増えるメリットはとても大きく感じます。

1日1食は別にきつくない、普通

長寿遺伝子をオンにでき、オートファジーも行え、時間とお金が節約できる1日1食。

でも、その分きついんでしょ?

と思っている方も多いかもしれませんが、結論から言うと別に普通です。

これは実践してみれば分かります。

「1日1食にする」と決めれば、脳が「あ~そうなんだ~」と理解するため、空腹を感じにくくなります。

勿論、空腹ではあるのですが「だからなに?」という感じになるのです。

つまり、何が言いたいのかと言うと「空腹感」とはある程度脳で作られるものだということです。

本当にお腹が空いているから空腹感を感じるのではなく、「美味しいものを食べたいから」空腹感を感じるのです。

脳は基本的に堕落しているので快楽を求めます。

だから、多くの空腹感は真の空腹ではなく「欲求」なのです。

そしてだからこそ、食べ過ぎる。

このように空腹感とは大抵脳の欲求によって作り出される感覚なので、「わたしは1食しか食べないんだからね」と宣言すれば「ちぇっ」と脳は諦め、偽の空腹信号を出さなくなります。

これが、1日1食が普通になる理由です。

1日3食食べている人からすれば、1日1食なんて苦行にしか見えないかと思いますが、実践している人からすると「普通」なのです。

わたし自身、当たり前になりすぎていたので、この記事を書くことも忘れていたくらいです(笑)

もし1日1食が苦行だったら、こんなに長い間続けることができなかったと思います。

だから「1日1食は普通になる」は本当です。

1日1食を1年以上続けた身体の変化と感想

ダイエット目的はなかったのですが、摂取カロリーが減ったためか痩せました。

ただ、1日1食と併せて筋トレも行っていたので、体脂肪が減り、筋肉が増え、身体が引き締まりました。

なので1日1食を実践するつもりの方は、筋トレも併せて行うことをオススメします。

それから痩せて引き締まった分、身体が身軽になったので、前よりバテにくくなりました。

階段を上るのも前より軽いですし、しゃがんだりジャンプするのも楽です。

それから、身体の調子も大変良いです。

風邪を引く感じがしないと身体の内部から感じます。

だから長寿遺伝子がオンになるとか、オートファジーで細胞の内部が綺麗になっているとか、そういうことは目に見えないので、いまいち実感がわきませんが、健康を感じるので、これらの作用が起こっているのは本当なのだと思います。

1日1食を続ける方法

1日1食を継続させるコツの第一は「1日1食をします」と脳に宣言することです。

先にも紹介しましたが、脳にこのように宣言することで偽の空腹信号が出されなくなるので、とても楽になります。

そして第二のコツは「無理をしないこと」です。

「どうしても我慢できなかったら食べちゃおう」これくらいの気持ちでOKです。

逆に、いつでも止められるから~という気持ちの方が続けやすいと思います。

だから、お腹がどうしても空いてしまったら、食べてしまってOK!

プチテクニック?として「空腹感」を感じた時、大抵は水を飲むことで乗り切ることができます。

けれどわたしも、時にはどうしても我慢できない時があり、そのときはちょっとしたものを食べたりしています。

それから、人と交流する上で「つきあい」とかあると思うので、休日は1日2食とか3食・・・でも全然OK。

わたしも平日は1日1食ですが、休日は「楽しむ食事」ということで1日2食です。

食事は、ただ空腹を満たすためでなく、楽しむものでもあるので、1日1食に拘りすぎるのもどうかと思います。

あくまでも1日1食は、自分の健康のために行うものであり、修行のためではないので、何が何でも1食で我慢しなきゃと必死になる必要はないのです。

どうしても食べたいときは食べる。「楽しむ食事」のためには食べる。

そんな風にゆるゆるで良いし、それが1年以上継続させるコツだとも思います。

1日1食は身体に優しい暮らし

1日1食のメリットや体験談を紹介してきましたが、一言で言うと1日1食は身体に優しい暮らしのスタイルだということです。

もともと人間の身体とは飢餓状態をベースとして作られています。

何故なら、大昔は採取や狩猟が食料調達の主な手段であり、安定した食事などないからです。

それが農耕や牧畜技術が進み1日2食、食べたり・・・というより2食”食べられる”ようになり、現代は「1日3食たべましょう」という根拠のない主張が刷り込まれているので、知らない内に1日3食というスタイルが確立されているわけですが、そもそも3食の必要はありません。

これは人類の歴史から見ても明らかです。

本当に3食とる必要があったら人類はとっくに滅んでいます。

多くの人が1日3食の生活スタイルになっているのは、3食必要だからではなく、ただなんとなくであり、考えたことがないからなのです。

実際、わたしが3食だった時は、お腹が空いていないのに時間になったからとちょっと無理して食べていたこともありました。

今のわたしとしては、何故お腹が空いていないのに無理して食べる必要があるのか、そして実際に食べるのか、「謎」ですが、その時は「なにも考えていない」のでそうしていたのです。

お腹が空いていないのに食べるというのは、体を傷つける行為であり、活性酸素を過剰に発生させるから老化も早めます。

良いことないのです。良いことがあるのは利権企業だけ!

けれど「1日3食」が刷り込みによって、当たり前のことと覚えさせられているから「3食とる必要あるのか?」と考えることもせず、ただ「3食とっている」。

実は、1日1食については健康云々の観点からではなく、まずはこのことに気づくことが大事なのかもしれません。

つまり、1日1食とは自然な状態に戻ることでもあります。

お腹が空いたら食べる。偽の空腹信号を出させない。

自然だからこそ、長寿遺伝子がオンになったり、オートファジーが起きたりするのだと思います。

たぶん、本来人間は長寿遺伝子なんて意識せずに常時オンの状態が基本なんです。

今は、1日3食という”謎の”生活が当たり前になっているので、1日1食が特異なスタイルとなっていますが、もともとは逆なんです。

だから1日1食は特別なことではなく、普通のこと。自然なこと。

そして、自然だから体の調子も良くなる。それだけなんです。

「腹八分目は医者いらず、腹六分目で老いを忘れ、腹四分目は神の道」という言葉がありますが、過食は様々な健康被害をもたらし病気を生じさせます。

つまり人間にとって過食は不自然な状態なのです。

不自然だから病気になる。

自然だと病気になんてならない。癌や糖尿病になっている野生動物がいないのと同じ。

1日1食の実践とは、自然な状態の実践であり、自然を体感することなのです。

興味がわいた方は是非楽しんで挑戦してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました(^○^)


参考にした本&オススメの本です↓

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少食+筋トレのメリットを知る本~♪


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