わらびです。
最近お店を歩いているとリングフィットアドベンチャーが売られているのをよく見かけるようになりました。
一時はプレミア価格で見かけることも少なかったのに、今ではどのお店でも普通に置いてあります。
その光景を見て一言・・・
リングフィットアドベンチャーは売るものじゃない!!
筋トレは継続してこそ意味がある
今思えばリングフィットアドベンチャーはある種のブームだったのだと思います。
リングコンを使って家で運動できる。
アドベンチャーゲームで楽しく遊びながら運動できる。
そんな物珍しさで多くの人が購入したのでしょう・・・。
だから飽きて手放した。
でもそもそも「飽きる」というのがおかしくて、筋トレに飽きるという要素はありません!
それに筋トレや運動がブームになるのも根本的にはおかしい!!
本来、運動や筋トレは自分の健康のために行うものであり、流行っているからとか、面白そうだからという目的でやるものではありません。
リングフィットアドベンチャーがここ最近よくお店で売られているのを見て、いかに多くの人が「なんとな~く」買っていたのかが浮き彫りになりました。
一番ヒドイと思うのは「準備するのが面倒臭い」という声!
運動する気があるのか分からない!いや多分ないんだと思う!!
慣れたら10秒で準備できるようになるし、別に重いわけでもないから力もいらない。
これが面倒臭いと思うなら、運動は何もできないのではないでしょうか。
リングフィットアドベンチャーをしてスタイルがよくなっても、やめてしまえばまた元の体型に戻ります。
筋トレは一時的にするものではなく、継続するものなのです。
リングフィットアドベンチャーの効果を実感したいなら負荷設定を見直そう
「いや、リングフィットアドベンチャーやってたけど何も変わらなかったから」と言ってる人もいるけれど、
それは負荷が軽すぎるだけ!!
初期設定のときに「どれくらいハードなフィットネスを求めてますか?」と質問されて、
「おきがる」「そこそこ」「しっかり」「ガチンコ」の4つの選択肢から選べますが、
ちゃんと
ガチンコ
を選んだのでしょうか。
「おきがる」と「そこそこ」は話にならないとして、問題は「しっかり」か「ガチンコ」ですが、引き締め効果があると明確に言及されているのは「ガチンコ」だけ!
ちなみにそれぞれの負荷の説明は
・おきがる (体型への効果などは薄いですがとにかく気楽にやりたい人にオススメです)
・そこそこ (そこそこのキツさなので運動不足の解消にちょうどよさそうです!)
・しっかり (なかなかハードな運動になりますが頑張る分だけ脂肪燃焼効果も期待できそうです)
・ガチンコ (かなりのキツさなので覚悟をもって臨みましょう!そのぶん高い引き締め効果も期待できますよ!)
となっています。
だからある意味「ガチンコ」以外を選択しても「前と体型が変わった!」と実感できない(つまり、他人から見ても違いが分からない)のはある意味当たり前なのです。
詳細な負荷の設定は1~30まで出来ますが、健康な人なら最低でも20以上は欲しいところです。
というより20以上は健康ならほとんどの人は頑張ればこなせると思います。
「キツイから~」とか言って運動負荷を20未満にしている人もいますが、膝を痛めているとか腰を痛めているとか、そういう身体的な問題がない限り、それははっきり言ってやる気がなさすぎると思います。
そもそも運動や筋トレはきつくて当たり前だし、きつくないと効果は期待できません。
筋肉は負荷をかけてこそ鍛えられるのです。
リングフィットアドベンチャーにおける負荷の違い
具体的にリングフィットアドベンチャーにおける負荷にどのような違いがあるのかというと、
①フィットネスの回数
②キープ時間
③運動負荷
これらが変わってきます。
①のフィットネス回数は、負荷レベルが高いほど単純に回数が増えます。
例えばスクワットの場合負荷1だと必要回数は2回ですが、負荷30だと37回になります。
②のキープ時間は、負荷レベルが高いほど長くなります。
③の運動負荷が少し驚きで、例えばスクワットの場合、要求されるしゃがむ深さが負荷レベルに応じて深くなっていきます。
ちゃんとしないとBEST判定を得ることができません。
BEST判定を得られないということは攻撃力もイマイチなものになるということなので、その分戦闘も長引いてしまいます。
リングフィットアドベンチャーの負荷はこんなに様々な違いがあるので、軽い気持ちで「やっぱキツイから負荷下げよ~♪」っと簡単に負荷を下げてはいけません。(体を痛めてしまうおそれがある場合はちゃんと下げましょう。それ以外は負荷は基本的には上げていくものです。)
低負荷だとスクワットは膝を軽く曲げるだけでやったことになりますが・・・
それ、もはやスクワットじゃないから!
目安はクールダウンを促してくるとき
具体的にどれくらいのキツさだと丁度良いのか気になるところだと思いますが、一番簡単な目安としては「そろそろ休憩しませんか?」と尋ねられるときに、限界が来ているくらいがいいのではと思います。
この質問は実際に体を動かした時間が10分以上になるとされます。
リングフィットアドベンチャーでは左下に、この実際に体を動かした時間が表示されていますが、この表示が20分になっても30分になってもまだまだ余力が残っているという状態では負荷が軽すぎるでしょう。
負荷が軽すぎれば効果があまり期待できないだけでなく、時間もかかってしまうので、質問される頃に大体限界がきているくらいに負荷設定を見直しましょう。
楽な筋トレに逃げない!
リングフィットアドベンチャーで効果を実感するために大事なことそれは継続であり負荷ですが、楽な筋トレに逃げないことも大切です。
リングフィットアドベンチャーには「ちょっとこれ強すぎない??それに楽だし・・・」というフィットスキルがいくつか存在します。
そればかりを多用しないこと!
フィットスキルは自分で選択するからついそれを選びたくなってしまうのは分かるけれど、そればっかりやってても効果は薄いです。
基本的には「これあまりやりたくないんだけど・・・」というフィットスキルを選んで頑張って、どうしても痛くて出来ない!という時に使うようにしましょう。
スムージーに頼り過ぎない
筋トレで高い効果を得たいなら、なるべくスムージーに頼らないようにすることも重要です。
攻撃力アップ系は特に使わないようにしましょう。
回復系スムージーも出来るだけ使わないようにし、基本回復はフィットスキルで行うようにすれば、筋肉を鍛える機会も増えます。
こんなの無理!と思っても大丈夫!!
負荷を高めに設定したときに予想される壁としては、
こんなに出来ない!!
ということだと思いますが、リングフィットアドベンチャーは自分のペースですることが可能です。
上げて!下げて!と常に指示されますが、別に休憩してもちゃんと待っていてくれます。
私も最初にワイドスクワットをやったときは無理しすぎて一週間くらい体を痛めてしまい「ワイドスクワットはもうやりたくない」と思いましたが、こまめに休憩しながらだと安全に出来るということが分かり、そういう風にやるようにしました。
2回やっては休んで、また2回やっては休んで、次は1回やっては休んで・・・という感じです。
こうすると時間はかかりますが、体を痛めることなく指定された回数をこなすことが可能になります。
それを続けているうちに、休む回数も減っていって最終的には連続で出来るようにもなります。
フィットスキルセットをこまめに見直そう
リングフィットアドベンチャーを高負荷でやる場合には工夫も必要です。
ストーリーを進めるにつれ、アドベンチャーの内容もハードになっていくので、工夫なしではまともにゲームができなくなります。
具体的には、フィットスキルセットを出発前に毎回変えるようにしましょう。
腕が痛いなら、お腹や足を使うフィットスキルに変更したりして、なんとか乗り切るのです。
リングフィットアドベンチャーの良いところ
アドバイスが的確で筋トレに詳しくなくても出来る!
筋トレは正しいフォームでやらなければ得られる効果もイマイチなものになってしまいます。
一人で筋トレをする場合、このフォームがどうなっているのか確認しにくいのでおろそかになってしまいますが、リングフィットアドベンチャーでは細かく教えてくれます。
例えばスクワットだったら「膝がつま先より前に出ないように」とか「もっと深く腰を下げて」とか、いろいろアドバイスしてくれます。
筋トレでもう一つ意識しておきたいことに呼吸がありますが、この呼吸についてもアドバイスをしてくれます。
どういう動作をするときに息を吸って、吐いてと教えてくれるので、それどうりにすればいいだけです。
わたしが初めてリングフィットアドベンチャーをやったときに、いつもの感覚でスクワットしたらBEST判定が出なかったときは少しショックを受けました。
それからやり続けてBEST判定が出るようになってから鏡の前でやってみると、確かにフォームが前と違うし綺麗なんです。
実際に見て教えてくれているわけではないのに、アドバイスを意識するだけでここまで変わるなんてと、リングフィットアドベンチャーのすごさを感じました。
効いている筋肉が図で分かる
筋トレをする時は鍛えている筋肉を意識した方がいいとよく言われますが、たいていの人は「そう言われても・・・」ということがほとんどだと思います。
スクワットをしても太ももに効いている感じは流石に分かるけれど、具体的に太もものどの筋肉に効いているのかはそう知りませんよね。
でもリングフィットアドベンチャーは実際に今どの筋肉を鍛えているのか表示されるので、簡単に分かります。
図だけでなく、鍛えている筋肉名も表示されるので、筋肉についても詳しくなれます。
目的にあった筋トレを選ぶことができる
ぽっこりお腹をなくしたい。
二の腕を引き締めたい。
くびれをつけたい。
腕の筋肉を太くしたい。
姿勢を改善したい。
こう思うことはあっても、具体的にじゃあどういう筋トレをすればいいのか思いつくのは難しいです。(多分知っている人は既にそういう体型を維持しているでしょう)
リングフィットアドベンチャーでは、それぞれの筋トレ別にどういう効果があるのか表記されているから、自分の目的にあったものを積極的に選べば、自然とそういう体型になります。
これがすごくて、「これ・・・本当に効果あるのかな・・・」と思う筋トレでも実際に続けていると本当にそうなる!
自分で選ぶのが面倒な人でも、「美脚セット」とか「下半身強化セット」のようにあらかじめ目的に応じてメニューが組まれているものもあるから楽々です。
豆知識がいい
リングフィットアドベンチャーでは運動を終える時に一つ豆知識を教えてくれるのですが、この豆知識がためになり、楽しみでもあります。
この豆知識だけでも全部読めば筋トレについてはかなり詳しくなれると思います。
リングフィットアドベンチャーは本当に効果がある!
正しい負荷設定で継続していれば、リングフィットアドベンチャーは本当に効果があります。
こういう私も最初は「ゲームで筋トレなんて・・・」と半信半疑でしたが、前からやっていたWii Fit Uで「ゲームだからと馬鹿にはできない」ということを体験していたので思い切って購入しました。
やるからにはちゃんと効果を得たいと思い、「ガチンコ」を選択し続けていたら、全然見た目が変わりました!
今まで着ていたサイズの洋服がブカブカになって、新しく買い直したりしているくらいです。
この効果は期待していたもの以上で「これがゲームだなんて」とつくづく驚きを隠せません。
私にはリングフィットアドベンチャーはとても合っていました。
今ももちろん使っていますし、これからも使っていきます。
だから私としてはリングフィットアドベンチャーを売るなんてとんでもないことであり、むしろ予備のリングコンを持っておきたいくらいなんです。
本当にリングフィットアドベンチャーは売るものじゃないと思う。
リングフィットアドベンチャーは買い足すものです!
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