Taylor Swift – The Manに思うこと

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テイラースウィフトの「The Man」という曲を聴いたことがありますか?

この曲には、テイラー自身が感じている男性優位社会についての疑問が込められています。

男性ならたいして仕事してないのにボスっぽく振る舞っていれば、勝手に偉くなれること。(女性では多分あり得ない)

男性なら立ちションしてもまぁ別に大丈夫なこと。(やっぱり女性では許されない)

男性なら何人もの女性と遊んでもただプレイボーイとしてもてはやされること。(でも女性がやったら尻軽と言われる)

男性ならお金をみせびらかしても何も言われないのに、女性が同じことやったらクソ女と罵倒されること。

これらのテイラーが日々感じている不満が、サビ部分である

”I’m so sick of running as fast as I can Wondering if I’d get there quicker if I was a man(もし私が男だったらもっと人生簡単だったのかなって思いながら全力疾走するのはもう疲れたの)”

にまとめられています。

ミュージックビデオの、テイラースウィフト演じる主人公の男性にも注目です。

適当に指示しているだけなのに何故か部下からもてはやされたり、禁煙の電車内で足を大きく開いてシートに腰掛け喫煙したり、ただ適当に子守りしているだけなのに大袈裟に育メンと称賛されたり・・・でもこれと同じことを女性がやったら?

こんな風に「The Man」はテイラーの「もし私が男だったら」が詰まった曲なのです。

私もこの曲に共感できる部分たくさんあります。

男性優位な社会だなと思うこと、もちろんあります。

けれど一歩引いてこの曲を聴くと、「逆もあるのでは?」と思うのです。

女性だから多めに見られたり、男性だから大ごとにされることもあるのではないでしょうか。

例えば、女性が男性に暴力を振るうことは軽視されがちなのに、その逆は大変なことだったり・・・。男性がやればセクハラと大騒ぎされるのに、同じことを女性が男性にやってもそうはならない逆セクハラの問題だったり・・・。

「もし自分が女性だったらもっと楽だったのかな」と思うこともあるのではないでしょうか?

何が言いたいのかというと、見えている問題は確かに男女差別なのだけれども、その問題を引き起こしているのは、私たちがほぼ無意識に「あの人は男だから」「あの人は女だから」という性別のフィルターを通して、その人の行為を判断していることにあると思うのです。

「男ならこれくらい我慢しろ」「女ならこれくらいできるだろ」そういう差別が一人ひとりの心の中に根付いてしまっているのが一番の大きな問題なのではと思うのです。

相手に対してだけでなく、自分に対しても性別による縛りをかけていませんか。

「男だからこういうのが好きって言ったらひかれるかな」「女だからこういう服着たら流石にヤバイかな」

こんな風に、性別のせいで本当の自分の性格や趣味、やりたいことを隠して抑えてしまっている人はいっぱいいるのではないでしょうか。

”自分に厳しく、他人に優しく”と言ったりしますが、普通は自分に厳しくすれば他人にも厳しくなります。

「自分は我慢してるんだから、オマエもこれくらい男なら我慢しろよ」

「私も我慢してるんだから、あなたも女だから我慢しなさいよ」

このように自分に厳しくしている分、同じ制限を他人にも押しつけがちになるのです。

これらの性別の価値観が集まった結果が、様々な男女間の差別の問題につながっているのだと思います。

男らしく女らしくより自分らしく

出来上がってしまった男女差別をなくして平等な社会にしていくためには、疑問をなげかけたり是正を求める声をあげることが大事です。

そういう意味では「The Man」の影響は大きく、何か新しい行動が生まれるきっかけにもなるかもしれません。

でもある意味それよりも大切なこと。

それは”一人ひとりが「男らしく」「女らしく」という考えを捨てること”ではないかと思います。

ある人の行為を性別というフィルターを通すことなく判断するのです。

「男のくせに」「女のくせに」こういった考えは、相手を苦しめ、自分を苦しめ、世の中を生きづらいものにしてしまいます。

こんな考えは捨てて、「自分らしく」生きるべきです。

勿論、性別という枠に囚われず自分らしく生きていても、周りの人が性別の枠を被せてこようとすることもあるでしょう。

でも「Man In The Mirror」(マイケルジャクソン)「世界をよりよいものに変えたいなら、まずは鏡の中の自分から」です。

「世界をよりよい場所に変えたいなら、まずは鏡の中の自分を変えよう」と『Man In The Mirror』の曲の中でマイケルジャクソンは私たちに訴えます。今回はこの『Man In The Mirror』の歌詞の内容を紹介します。

性別の縛りを捨て、自分らしく生きれば、それまでより心が自由になるので楽になります。

自分に余裕が生まれると、他人にも優しくなれます。

すると性別に囚われず自分らしく生きている人を見て、また一人自らの足かせを捨てる人が出てくるかもしれません。

そういう意味で、一人でも多くの人が「男性だから」「女性だから」というフィルターを捨てて、自分らしく自由に生きることが大切なのです。

まとめ

それにしても、やっぱり音楽の力ってすごいなぁと思います。

聴いていて楽しくなってしまうようなポップなミュージックに、しっかりとしたメッセージが込められるのですから。

ミュージックビデオも見ていて面白いし・・・メイクもすごいし、テイラーの演技力もすごい!完全に男性になりきっています!!

それでは~。

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