「Cowspiracy」から考える菜食と肉食

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「Cowspiracy」とは「COW(牛)」と「CONSPIRACY(陰謀)」を合わせて作られた造語のこと。

「Cowspiracy:サステイナビリティ(持続可能性)の秘密」は畜産業の観点から環境問題をテーマにし、肉食の是非を問いかけるドキュメンタリー映画です。

こちら↓がそのポスターですが、書いてある内容が興味深かったので紹介します。

cowspiracy

↓以下、書いてあること


気候変動

世界の温室効果ガス排出量のうち、51%が家畜とその副産物によるものであり、13%が運輸業によるもの。(トラック、列車、飛行機、船)

家畜は地球上の65%の亜酸化窒素排出の原因です。

亜酸化窒素は二酸化炭素より296倍の温室効果があります。

植物由来の食生活は自らのカーボンフットプリントを50%減らすことができます。

【カーボンフットプリントとは】
商品やサービスの原材料の調達から生産、流通を経て最後に廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算したもの。人間活動が(温室効果ガスの排出によって)地球環境を踏みつけた足跡

一個のハンバーガを作るのに3,000リットルの水を必要とし、これは2カ月分のシャワーに相当します。

食肉や乳製品業界によって、地球の淡水の1/3が使用されています。

アメリカの水使用量のうち、5%は家庭によるもの、 そして 55% が畜産業 によるものです。

森林伐採

毎秒、1~2エーカーの熱帯雨林が破壊されています。

そして、アマゾンの熱帯雨林の破壊の原因の91%は畜産業にあります。

パーム油のために破壊された熱帯雨林:1,050億㎡

畜産業のために破壊された熱帯雨林:5,500億㎡

絶滅

熱帯雨林の破壊により、毎日110種の動物と昆虫が絶滅しています。

畜産業は、種の絶滅、海洋におけるデッドゾーン、水質汚染、生息地破壊の主な原因です。

【デッドゾーンとは】
人間の活動によってもたらされた過剰な富栄養化によって発生する湖や海の無酸素、貧酸素水塊水域のこと。

漁業

毎年80,400,000トンの魚が海から釣りあげられています。

世界の3/4の漁業は不正に搾取されています。

捕獲された魚1㎏ごとに5㎏の意図していなかった海洋種が捕獲され、廃棄されています。

土地利用

地球上の1/3の土地は家畜のために砂漠化しています。

家畜は地球の総面積の45%を占めています。

1.5エーカーの土地から、16,783㎏の植物性の食品、または170㎏の肉を作ることができます。

一年間1人の人間が生きていくのに必要な土地は、その人がヴィーガンであれば674㎡、肉を食べる人であればヴィーガンの人が必要とする土地の広さの18倍です。

排泄物

2,500頭の乳牛がいる農場からの排泄物は、人口411,000人の都市からの排泄物と同じ量です。

毎分320万㎏の排泄物がアメリカの畜産業より排出されています。

まとめ

ヴィーガンの食生活にする人は、肉を食べる人と比べて、二酸化炭素の排出量が50%少なく、1/11の油、1/13の水、1/18の土地を使用します。

私たちは動物性の食品を減らすという簡単な行動だけで違いを起こすことができるのです。そして動物性の食品を植物に変えるということによっても。


というように、このポスターに書かれている内容だけでも驚くことが盛りだくさんです。

しかし、最も驚くべきことは、これらの事実を有力な環境保護団体や政府が隠していること。

なぜこれらの事実を隠しているのか。

それは畜産農家と癒着があるからなのです。

事実を公表した人は裁判にかけられても有罪とされるほど、政府に金が回っています。

「熱帯雨林の破壊は畜産業である」と指摘した活動家も1,100人以上殺されています。

これだけ隠されるということは逆に言えば真実だということ。

健康や動物愛護のために菜食を考える人はいますが、このようにCOWSPIRACYは新たな観点から肉食の是非について考えさせるきっかけを与えてくれる映画です。

COWSPIRACY公式トレーラー(英語・YouTubeで視聴できます)

COWSPIRACYの公式ホームページから映画のダウンロード($4.95)、DVDの購入($19.95)ができます。いずれも日本語字幕付きです。

COWSPIRACYのペーパーバック・本(英語)↓

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