丸のままの魚をさばくことに興味が湧いたけれど、一体どんな道具が必要なの?という方のために、最低限用意しておくといいモノを紹介します。
①ウロコ取り
魚をさばくには、まずウロコを取る必要があります。
小さな魚だったら、包丁でも取れたりしますが、大きな魚になると包丁では太刀打ちできません。
そして、よく裏技として挙げられるペットボトルのキャップも、非常に使いにくく、危険なのでオススメできません。
ウロコ取りは、あまり時間をかけたくない作業です。
迷わず専用のウロコ取りを用意しましょう。
ペットボトルのキャップが魚のウロコ取りにオススメできない理由については、コチラ↓の記事に詳しくまとめています。
②出刃包丁
出刃包丁は魚をさばくために作られている包丁です。
三徳包丁でもさばくこと自体は可能ですが、やはり出刃包丁に比べると仕上がりや、調理のしやすさが違います。
出刃包丁は三徳包丁よりも、重く頑丈に作られているので、硬い魚の頭や骨を切り落としやすいです。
また片刃の出刃包丁は、その刃の形状から三枚おろしにするときに、骨から身を綺麗に剥がしやすいという特徴も持っています。
*片刃の包丁には右利き用のものと、左利き用のものがあるので購入する際はよく確認してください。
出刃包丁と三徳包丁の違いについては、コチラ↓の記事に詳しくまとめています。
③骨抜き
魚を美味しく食べる為には、骨抜きも必要です。
魚用の骨抜きは、毛抜きがそのまま大きくなったような形をしています。
先が斜めになっているものと斜めになっていないものがありますが、気に入った方を選ぶと良いでしょう。
私は斜めになっていないものを使っています。
↓先が斜めになっているタイプ
↓先が斜めになっていないタイプ
④刺身包丁
刺身を作りたいなら刺身包丁も欠かせません。
刺身包丁は一般的な包丁に比べると、刃がとても長いです。
どうしてこんなに刃が長いのかというと、一度で引き切り断面を綺麗にするためです。
断面が綺麗になることで、舌触りが良くなり、美味しい刺身になるのです。
⑤砥石
魚をさばくには切れ味の良い包丁を使う必要があります。
特に出刃包丁は、硬い頭や骨を切り落としたりするので、刃こぼれしてしまうこともあり、定期的なメンテナンスが必要な包丁です。
刃物屋さんに研いでもらってもいいですが、砥石を持っていればいつでも好きな時に包丁を研ぐことができて便利ですよ。
なるべく短時間で研いでしまいたいという人は、電動研ぎ機という選択肢もあります。
頻繁に研いでいる場合は手研ぎで充分ですが、切れなくなってからしか研がない・・・という場合は手研ぎだと時間がかかることがあるので、電動だと楽です。
まとめ
以上、「魚をさばくなら揃えておきたい道具たち」でした。
これだけ揃えていたら、安心して魚をさばくことができます。
自分でさばいた魚は、とても美味しいので、道具を揃えて是非挑戦してみてください。
それでは~。