プラス思考より楽な、楽観的な姿勢

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みなさん、こんにちは。わらびです。いつも記事をお読みいただきありがとうございます。

人生をより良く生きるために、前向き、プラス思考を意識している方もいらっしゃると思います。

けれど、人生をよりに生きるためには、プラス思考以外にも楽観的であるという方法もあります。

例えば、自分の欲しかった品が目の前で売り切れたとします。

プラス思考を意識している人は「おかげでお金を節約できた、ラッキー♪」と考えます。

しかし、これが心から思えていれば別にいいことだと思いますが、プラスに考えなきゃと無理をして、このように考えたのなら、本心は悔しいし、辛いし、結局自分に嘘をついているとも言えます。

そして、無理をしていたのだとすれば、長続きはしません。

これに対して楽観的であるとは、「まあ、次があるさ」と思うことです。

実際に、本当に次があるかは分かりません。また、目の前で売り切れるかもしれません。

けれど、単純に次があると期待するのです。

また、例えば傘を持っていない時に急な夕立にあってしまったとします。

プラス思考を意識している人は「おかげで気になっていた喫茶店に寄るきっかけが出来た、ラッキー♪」と考えます。

しかし、本心は急いでいるのだとしたら、喫茶店に寄っても早く雨が止まないかソワソワするでしょう。

これに対して楽観的であるとは、「まあ、いずれ止むだろう」と思うことです。

無理に前向きに考えるわけでもなく、ただそう言ってあきらめるのです。

プラス思考と楽観的であることの違いは、プラス思考はマイナスの要素も生むのに対して、楽観的であることは、ただ漠然と期待するだけで、マイナス要素は生まないということです。

先ほどの、目の前で欲しい品が売り切れた例で言えば、プラス思考は、売り切れたことはマイナスと捉えているからこそ、節約できてラッキーとプラスに考えるわけです。

急な夕立も、予定が狂ったことがマイナスと捉えているからこそ、気になっていた喫茶店に寄れてラッキーとプラスに考えるのです。

つまり、マイナスのものを設定するからこそ、プラスのものも設定出来るのです。

そういう意味で、プラス思考は同時にマイナス思考も生み出します。

というより、プラス思考は、マイナス思考から生まれるのです。

これに対して、楽観的であるというのは、プラス思考からも、マイナス思考からも離れています。

ただ「次があるさ」「なるようになるさ」と漠然と根拠の無い期待をするだけなので、プラス思考のような必死な感じはありません。

楽観的であるという生き方は、常に楽しい気持ち100%というわけではありません。目の前で欲しかった商品が売り切れた時は、一時的にショックを受けたりもします。

けれどすぐに「次があるさ」と立ち直り、さっさと進んでしまうのです。

つまり、楽観的であるということは、執着しない生き方です。神様にお任せの生き方とも言えます。

プラス思考のように、判断をしないので、無理矢理な感じはありません。

だから楽観的であるというのは、プラス思考を意識するより、なのです。

もし、プラス思考を意識して、なんだか上手くいかないな~、ちょっと本当はキツイな~と思っていた方は、楽観的な姿勢を意識してみてください。

今回も最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。

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