「手作りキムチを作ってみたいけど、作り方も分からないし難しそう!」そんな方の為に今回は白菜1/2個で作る手作りキムチの作り方を紹介します。比較的身近な素材や、どの家庭でもあるような道具しか使わないので手軽に出来ますが、味は本格的です!
用意するもの
〔材料〕
・白菜 ・・・・・・1/2個(約1㎏)
・りんご ・・・・・・1/4個
・にんにく ・・・・・・1かけ
・生姜 ・・・・・・25g
・アミの塩辛 ・・・・・・大さじ3程度
・長ネギ ・・・・・・1本
・ニラ ・・・・・・少々
・ナンプラー ・・・・・・大さじ2
・粉唐辛子 ・・・・・・23g
・荒びき唐辛子・・・・・・2g
・砂糖 ・・・・・・大さじ1弱
・塩 ・・・・・・60g
〔キムチのり〕
・白玉粉・・・・・・大さじ1
・水 ・・・・・・100cc
・昆布 ・・・・・・少々
〔保存する容器〕
ジップロック スクリュー730ml
何故スクリュー式かというと、キムチが発酵して蓋が勝手に開いてしまうことを防ぐためです。
①白菜を塩漬けする
この1/2個の白菜でキムチを作ります。
白菜はざく切りに切って芯と葉に分けておきましょう。
白菜を切り分けたら、なんでもいいので容器に袋を被せたものを用意します。
この中に切り分けておいた白菜の芯を全部入れます。
そして塩60gの内、半分の30g程を振りかけて手でもんでいきます。
塩がいきわたって、水分が出てきたら葉を入れて同様に残りの塩を振りかけもみます。
全体を混ぜたら・・・・・・
袋を空気を抜くようにして縛り・・・・・・
重りをのせて(写真は2Lペットボトル3本)3時間程漬けておきます。
②キムチのり作り
白菜を塩漬けしている間にキムチのりとキムチソック(キムチの素)を作っておきましょう。
まずはキムチのりを作ります。
100ccの水に昆布を一枚入れて、火にかけて出汁をとります。
別に昆布だしでなくても単に水でも良いのですが、昆布出汁入りのキムチのりにした方が美味しいです。
もっと言うなら、キムチのり自体も必須ではないのですが、キムチのり入りとそうでないのを比べても風味が全然違うので、是非作ることをオススメします。
出汁をとったら、白玉粉を大さじ1入れてとろみが出るまで混ぜます。
写真のようになったらキムチのりの出来上がりです。
そもまま冷ましておきましょう。
③キムチソック作り
キムチのりを冷ましている間にキムチソック(キムチの素)を作っておきます。
ボウルに、りんご、にんにく、生姜をすりおろして入れ(分量は上記の「材料」に書いています)、みじん切りにした長ネギ、ザク切りにしたニラを入れます。
さらに、アミの塩辛、砂糖、粉唐辛子、荒びき唐辛子、ナンプラー、冷ましておいたキムチのりを入れて混ぜます。
混ぜる時は料理用の手袋をして手が荒れないようにしておくことをオススメします。
ここで注意点なのですが、粉唐辛子は必ず韓国産のものを使ってください。
韓国産の唐辛子は辛味の中にも甘味があり、中国産や他の産地の唐辛子では代用が利きません。
アミの塩辛もお店によっては、なかなか売っていなかったりしますが、これも入れるのと入れないのでは味に大きな差が出てしまうのでなるべく入れてください。
全部綺麗に混ぜ合わせたら、キムチソックの出来上がりです。
④気合の白菜の水切り
約3時間程白菜の塩漬けをしたら、ザルにあげて2時間程度水を切っておきます。
2時間経って、大まかに水を切り終わったら、ここから気合の白菜の水切りの始まりです。
手で白菜をギュッと握って水分を絞っていきます。
結局ここで手を抜いてしまうと、水っぽいキムチになってしまったり、発酵が上手くいかなくなってしまうので、ここはしっかりやっていきましょう。
⑤キムチソックに白菜を混ぜ合わせる
完全に白菜の水気を切ってしまったら、いよいよあらかじめ用意しておいたキムチソックに白菜を混ぜ合わせます。
綺麗に混ぜ終わったら、キムチの完成です。
白菜1/2個でちょうどジップロック スクリュー730ml容器一個分のキムチが出来上がります。
大体一週間程冷蔵庫で寝かせて発酵させたら食べごろです。
まとめ
いかがでしたか?
以上、白菜1/2個で作る手作りキムチの作り方でした。大変そうに見えますが、作ってみると思っているより簡単です。自分で手作りすると無添加なので安心ですし、何よりとても美味しいのでキムチが好きな人は是非作ってみてください。