みなさん、こんにちは。わらびです。いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
わたしは人生はただ生きるものではなく、味わうものだと考えています。
でも、人生を味わうとは具体的にどういう意味なのだろうかと考えていたら、食べ物と同じなのではないかという結論に達しました。
どんなに甘くて美味しいケーキでも、そればかり食べていたら飽きますし、多分お腹を壊します。
激辛料理もたまに食べる分には面白さもあって良いですが、毎日となると苦行です。
酸っぱいものも、一度に大量には食べられません。
苦みも、塩辛いものも、たくさんはキツイですが、たまに少量なら、なかなか美味しく感じるものです。
だから食事で大切なのは、バランスだと思います。
甘いもの、辛いもの、酸っぱいもの、苦いもの、塩辛いもの、全部バランスよく食べることが、美味しさを感じる秘訣でもあるし、身体にもやさしい食べ方だと思います。
そして、人生を味わうものと考えた時、これと全く同じことが言えるのではないかと思います。
楽しいことばかりでは、いずれ楽しいことが当たり前になり、何が楽しいのか分からなくなります。
嬉しいことも同じ。
かといって、悲しいこと、苦しいことばかりでも、精神が参ってしまいます。
苦しいこと、悲しいことがあるから、楽しいこと、嬉しいこともある。
苦しさがあるからこそ、それを乗り越えたときの嬉しさがある。
味覚の甘み、辛み、苦みにどれが良いとか悪いとかないように、人生も何が悪くて、何が良いと判断せず、ただその瞬間に生きること。
それが人生を味わうということなのではないかと思いました。
様々な味のする料理には深みがあるように、いろんなことを満遍なく経験することは、人生に深みをもたらしてくれると思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。