筋子ではなく生イクラを買ってみたら○○○○イクラだった!

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ぼよよよ~ん、わらびです👻

我が家では毎年秋になって筋子がお店に並び始めると、毎回購入し醤油漬けにして、イクラ丼三昧になるのだけど、この前お店に行った時は、筋子の状態で売ってあるものがなく、生イクラの状態のものしかなかったので、100gあたりの値段も筋子の時と同じだったから「ま、いいか~」と思って購入してみたところ❗❗❗

やっ・・・・・・やられた!!!

イクラにも稀に存在すると言われているアニサキスに!!

ではなく・・・、

ピンポンイクラに!!!!!

「ピンポンイクラってなに?」と思う人もいるかもだけど、詳しい話は後に回すとして、とにかく弾けるの❗❗

だからお箸でつかめないし、噛めない❗口の中でイクラがビー玉🏀のように転がり、踊る❗❗

踊るイクラを探して噛まないといけないから、これが本当の踊る大捜査線だね❗もはや❗❗

探さなければならないのは猟奇殺人犯ではなく、口の中で転がり踊るイクラだった。

そして踊る大捜査線をやって、やっと噛めたとしても、食感がたくあん

ぷちっ!じゃなくて、ポリポリ言う❗❗

たくあんはそれが売りだからいいけど、イクラにたくあん要素は求めていない❗❗

あまりにも予想外の味と食感に驚き、どうしてこんなことになったのかと思い、調べてみると、産卵直前の鮭の卵はパンパンに張り、皮も分厚く、まるでピンポン球のように跳ねるので北海道では、このような状態のイクラのことをピンポンイクラと呼ぶらしい!

わたしは掴んでしまったのだ❗

ピンポンイクラを!!!

でも毎年筋子からイクラの醤油漬けを何回も作ってきたのに、これは初めての体験😱

初めて筋子じゃなくて生のイクラから作ったっていうのも関係しているのかな❓❓

ちなみに、ピンポンイクラの皮の硬さをどうにかする方法もないので、とにかく素材選びにかかっているとのこと。

わたしはもう嫌だ😫❗ピンポンイクラ、たくあんイクラは・・・。

そこで私が考えたピンポン(たくあん)イクラを避ける方法は、

①筋子の状態でしか買わない←産卵直前の卵でなくても、高温で下処理をしたり長く水につけすぎると皮が固くなるらしい。自分で下処理すればこれによって残念なイクラになるのを避けることができる。もし下処理に失敗しても自分の責任だから納得出来る。

②あまりにも一粒が大きすぎるものは避ける←今回のピンポンイクラも粒がとても大きかった。

③粒が透き通って見えるやけに明るい色のものは避ける←今まで美味しく食べたピンポンイクラじゃない普通のイクラはどちらかというと濃い暗めの赤色だった。でも今回失敗したピンポンイクラはものすごく明るく透き通っていたイクラだった。

④傾けてみてビー玉のように転がるものは避ける←ピンポンイクラじゃないイクラは傾けても、トレーにへばりつきながらゆっくりと動く。決してビー玉のようにコロコロと軽快には転がらない!

この四つを守れば、ピンポンイクラを掴むことはないはず・・・・・・🥺❓

というより、釣りで採れたものは「釣り」というシールが貼られていたり、活き締めのものはちゃんと「活き締め」と書かれていたり、同じ魚でも産地によってちゃんと差別化がなされているのに、

何故、ピンポンイクラは差別化しないのか。

いや、「ピンポンイクラ!」というシールを貼る必要はないけれども、「遡上前!」とかいうシールは貼っててもいいんじゃないかな❓

だって、遡上前の美味しいイクラと、たくあんみたいに食感も味も残念なイクラの値段が全く同じというのは流石におかしいと思うの・・・。

同じイクラでもこれは産卵直前のピンポンイクラだから、遡上前の極上イクラの値段の半額にして売る、とかなら納得だけれど、同じ値段だよ・・・。

・・・・・・・なんで?

網で採れた魚と釣りで採れた魚は差別化するのに・・・・。

とにかく人生初のピンポンイクラ体験でした・・・。

あまりの驚きで食卓でわたしの目もピンポン球のように丸くなったよ・・・。

だけど食後、興奮も収まった後に、鮭は産卵後死ぬ運命にあるということを初めて知って、なんだかピンポンイクラでわーわー騒いでいた自分がちっぽけに感じた。

あんなに大きな卵をお腹に抱えて、子孫を残そうと必死で川を遡上して、身体がボロボロになって幸運にも産卵できたとしても、力尽き死んでしまう、産卵に命をかけている鮭たち。力尽きて死んでしまうのはメスだけでなく、オスも同じ・・・。

それにピンポンイクラだ😱たくあんだ😫❗とわーわー騒ぐ私・・・。

複雑な心境・・・・・・・・・・・。

なんなんだろう私って・・・・・・・・・、人間って・・・・・・・・・。

でも、ピンポンイクラを掴んだことで鮭の人生について調べるきっかけを得て、知ることができた。

おかけでイクラを食べるときの気持ちや心構えも、これからはもっと違うものになる。

そう思うとやっぱりすべての物事は一枚の木の葉🍃であり、表もあれば必ず裏もあるってことを実感。

表裏一体である以上、それが良いのか、悪いのかは一概に言い切ることはできない。

そういうことを改めて考えさせられた出来事だった。

ピンポンイクラでも、遡上前の極上イクラでも、忘れてはいけない、命をいただくという感謝の気持ち🙏

なんだかすごく切ないな・・・・⬇

本能が導くサケの旅路 | ナショジオ(YouTube)

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