マラソン界最強の男
わらびです。
突然ですが皆さんはマラソン界最強の男を知っていますか?
ケニアのエリウド・キプチョゲ?
金栗 四三?
アベベ?
いいえ
マラソンマンです。
彼は、ゲーム『ゼルダの伝説 時のオカリナ』にてハイラル平原を走り回っていました。
マラソンマンのことを知らない人の為に、彼がどれくらい最強なのかというと・・・
彼は、馬に乗っても勝てないくらい足が速いです。
他に馬より速く走れるマラソン選手なんているでしょうか?
短距離ならもしかしたら分かりませんが、長距離でですよ。
あり得ませんが。あり得ているんです。
マラソンマンとポストマン
マラソンマンがどれだけ最強なのかということは先程説明しましたが、マラソンマンに似た(というか同一人物?)人物であるポストマンという人がいます。
ポストマンはゲーム『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』で登場します。
マラソンマンからポストマンに名前が変わっていますが、私はこの二人は同一人物なのではないかと考えています。
何故なら、顔が双子並みにそっくりで、走るフォームもほぼ同じだからです。
また、ムジュラの仮面は時のオカリナの数か月後の世界らしいので、やっぱり同一人物と考える方がしっくりきます。
彼ほどのマラソンの実力があるならマラソンで生計を立てていけそうですが、彼はポストマンという公務員を選びました。
ポストマンになっても衰えない最強さ
さて、ポストマンとして公務員の道を選んだ彼ですが、その最強さは衰えていませんでした。
その最強なポイントを一つ一つ確認しておきます。
驚異の時間感覚の持ち主
まず第一の最強ポイントは「驚異の時間感覚の持ち主」だということです。
ポストマンとなった彼はスケジュールを忠実に守ります。
スケジュール、それは時間管理のことです。
彼は与えられたスケジュールを完璧にこなすべく、時間感覚を鍛えるトレーニングを毎日行っています。
それが「ポストマンの10秒トレーニング」です。
10秒トレーニングとは何も見ずに、自分の感覚だけで10秒ピッタリにストップウォッチを止めるというものです。
ポストマンにお願いするとこのトレーニングに参加させてもらえるのですが、これかなり難しいです。
10秒ピッタリで止めるのも難しいのに、ポストマンは間違えた私のタイムを100分の1秒まで言い当てることができるんです。
すごすぎませんか!?
本当に脅威の時間の持ち主です。
おそらくこの驚異の時間感覚が最強の走りにも関係しているのでしょう。
マラソンはペース配分が重要です。
大抵の人はペースが乱れて、ある地点でバテてしまったりします。
しかし、彼ならその驚異的な時間間隔で終始一定のペースを守ることができるでしょう。
立ちふさがる人をものともしないパワー
普通自分が走っている時にいきなり前に人に立たれたら、ぶつかってしまい走り続けられなくなりますよね。
しかし、ポストマンは違います。
彼の前に立ちふさがっても、まるで誰もいないかのように顔色一つ変えずグイグイと押して、今までと同様のペースで走り続けます。
すごすぎて、言葉も出ません。
「どけー!」とか怒ったりもしないんです。
メンタル強すぎです。
ただでさえ走っていてキツイのに、前に立ちふさがれるようなことをされたら、私だったら怒ります。
でも彼は違う・・・。
このメンタルの強さも最強の走りに関係しているはずです。
水分補給なしで一日中走り続けられる
走るってものすごいエネルギーを使います。
そこで欠かせないのが水分です。
水分補給ができなければ大抵の人は、走り続けることができません。
しかし、元マラソンマン・現ポストマンの彼は水分補給無しで一日中走り続けることができるんです。
広大なハイラル平原を走り回っていた頃も彼は手ぶらで走っていました。
彼なら、もし本当にマラソン大会に出場しても全ての給水ポイントを無視してぶっちぎることができるでしょう。
水分補給無しで走り続けられることは、最強の男の必須条件なのです。(注:絶対マネしないように!)
最強の男は足音が違う!
メンタルの強さを身につけても、水分補給無しで走り続けられるようになっても、これは誰にもマネできないというのが、足音!
ポストマンって走っている時の足音が「ポムッ、ポムッ、ポムッ、ポムッ」っていうんです。
これはマネできないですよね。
石畳の上を走っても、木の板の上を走っても、足音は絶対「ポムッ、ポムッ、ポムッ、ポムッ」なんです。
走りを極めると、足音まで違ってくるんですね。
マラソンマン・ポストマンのフォーム
さて、ここでようやく本題ですが、マラソンマン・ポストマンの走りのフォームをまとめようと思います。
本当は皆さんに彼の走っている映像を見て欲しいのですが、何せ資料があまりなく・・・。
皆さんには申し訳ありませんが、大変見づらい画像で我慢して欲しいと思います。
マラソンマン・ポストマンが教えてくれる最強の走りのフォームとは、
・背筋はピンと真っ直ぐ伸びている
・足は体の真下におろして、足全体で着地
・腕は90度に曲げ、そんなに振らない
・首は常に少し左側か右側に傾いている
最期の「首は常に少し左側か右側に傾いている」というのが、フォームとしてはいかがなものなのか気になってしまいますが、それは素人の発想。
おそらく、これが最強の走りを生み出すためには欠かせないのでしょう。
なお、これらのフォームは最強の男マラソンマン・ポストマンにしかできないフォームなので、興味本位でマネしない方がよさそうです。
またマラソン界最強の男が走りに選ぶファッションは、
・帽子はかぶらない(勤務中はポストハット)
・ピタッとした白の半ズボンにタンクトップ
・腕には革のブレスレット的なもの
・靴は革のサンダル的なもの
帽子、タンクトップまでは理解できますが、革のブレスレット?革のサンダル?は驚きました。
最強の男は身につけるものも普通の人とは違うんですね。
ポストマンは自由を手に入れ再び走り出す
マラソンマンから手紙を配達する公務員になったポストマンでしたが、彼には悩みがありました。
それはスケジュールを完璧にこなしてしまう、仕事人間になってしまったということ。
彼の頭はいつもスケジュールを最優先させるという仕事のことでいっぱい。
そのため、クロックタウンに月がこれでもかと迫ってきているのを目にしても「そりゃ逃げたい!け、けど、そんなの予定表に書いてないのだ。ボ、ボクには 配達の予定表がさ・・最優先なのだ」と逃げられない自分を責めます。
でも、その時に速達の手紙を彼に渡すと彼は落ち着きを取り戻し、ユニフォームに着替え手紙の配達に向かいます。
配達先は局長。
ポストマンを見た局長は「まだ残っていたの?」と驚きます。
これに対してもポストマンは「ま・・まだ・・明日の配達が残っているのだ」とやっぱり仕事のことしか考えていません。
すると局長が「ありがとね あなた もう逃げなさい 命令よ!」というと「了解なのだ」と彼は答えます。
そして彼は「ボクはもう自由なのだ!予定も自分で決めるのだ!」と言ってポストハットを捨て、自由を取り戻しクロックタウンを走り去るのです。
おわりに
時のオカリナとムジュラの仮面で一番印象に残っているキャラクターはマラソンマン・ポストマンでした。
特に時のオカリナのマラソンマンに勝負するイベントでは、絶対勝てると思って何度も挑戦しました。
何度も挑戦して、これ以上はムリだと思い結局諦めましたが・・・。
でも、あれ絶対勝てないイベントだったんですね・・・。
どうして開発スタッフの方は、マラソンマンには絶対勝てないというイベントを作ったのか気になります。
それでは~。
↓ゼルダの伝説といったらゴシップストーンも・・・