みなさんも一度は見たことがあるだろうラーメン屋の店長が腕を組んでポーズを決めている写真。どのラーメン屋の店長もみんな口を揃えたかのように腕を組んでいる。私はそれはおかしいと思う!いや、おかしいのだ!今回はそのことについて意見を述べる。
目次
ラーメン屋の店長のポーズ事情
私はラーメンが好きである。行ったことがないラーメン屋があれば行ってみるし、行列のできるラーメン屋だって今までいろいろ行ってきた。
新たなラーメン屋を見つけるにしろ、有名店を見つけるにしろ事前のリサーチがかかせない。
リサーチするのに欠かせない媒体それはグルメ雑誌やインターネットである。
それらの媒体でラーメン店の情報を探していると・・・
あぁやっぱりでてきたよ
腕組みして仁王立ちで立っている店長の写真がっ!
しかも!!
「熱いぞ!〇〇ラーメン祭り!」みたいなチラシがあったときにはもぉ~大変
あなたたちはなんでみんな同じポーズをとっているのですか、とみんな腕組み+仁王立ちポーズを決めている。
私にはこれが毎回不思議でたまらない。多くの人は気になってないのかもしれないが、私には不思議に思う理由があるので以下順に説明していく。
腕組みポーズが人に与える印象
まず、腕組みポーズ自体が私にはあまり良いポーズには見えない。
腕を前でガッチリ組み、足は堂々の仁王立ち、眉間に皺を寄せ、口は真一文字に結ぶ
私にはこのポーズはラスボスのポーズにしか見えない。
本人たちはプロらしさを表現しているのかもしれないが、大体ラーメン屋の店長は強面のことが多いので
食べるならさっさと食いにこいやぁ!!
言っているように感じられ、いつもビビリ症な私は雑誌やパソコンの前でたじろいでいる。
それに、この腕を組むというポーズが
なにかこの店長は隠している
という印象を与えてしまう。
実際インターネットで「腕組み 心理」で検索してみると
・拒絶反応の表れ
・威嚇のポーズ
・防衛状態を表している
・深く考え事をするため
という結果がでてきた。
1.拒絶反応の表れ
いやいや、これからお客さんを呼び込まないといけないのに拒絶してどうする。ということで多分拒絶しているわけではないからこれはボツ
2.威嚇のポーズ
お客さんに威嚇しても仕方ないから・・・ライバル店に向かって!?そうか!ラーメン屋の店長は雑誌やインターネットを通してライバル店に威嚇していたのか。これは一理あるかもしれない。
3.防衛状態を表している
お客さんからの防衛?例えば内心自分のラーメンには自信がなく、そのことについて苦情や辛口レビューを書かれたらどうしよう・・・そういった気持ちが自然とラーメン屋の店長に腕組みさせてしまっているのではないか・・・?
はたまた、雑誌やインターネットを介して威嚇されたことに対する本能的な防衛反応?これも一理あるかもしれない
4.深く考え事をするため
あぁ・・・写真って言ってもどんなポーズをすりゃいいんだ?う~ん、あ~でもない、こ~でもない・・・
パシャッ!!
普段写真慣れしていない店長が決めポーズについて深く悩んでいるうちに気付いたら撮られていた。でもだとするともっと気の抜けた顔をしているのではないか?ということでこれもボツ
威嚇または防衛?
なのでありそうな筋は2と3の威嚇又は防衛である。ラーメン屋の店長にのしかかる責任は重い。
その責任に必死に堪えようと威嚇したり防衛したりする。あのお決まりのポーズにはそんなメッセージが隠されていた・・・
だが!このままで本当にいいのだろうか?店長のプレッシャーも大変なものだが、だからといって皆と同じポーズをしていてもいいのだろうか。
お客さんはどこのラーメン屋にしようか迷ったとき写真で選んだりしている。だから写真にどんなポーズで写るべきかもっと考えることが大事なのである。
そこで私が長年考えていた新たなポーズを紹介する。
腕は組むのではなく広げる!
そう!逆なのだ!「組む」のではなく「広げる」!
そして手のひらを見せる!←ココポイント!
以前何かの心理学の本を読んでいたときに、
手のひらをみせることで「私はあなたに心を開いていますよ」という安心のイメージを伝えることができると書いてあった。
例えばあなたが大きな熊に襲われているとき腕を組んで立っている人の家と手を大きく広げて立っている人の家どちらの家に飛び込みたくなるだろうか?
手を広げるポーズで写真に写ることで
どうぞみなさんウチの自慢のラーメン食べてみてください
と温かな印象を読者に与えることができる。
すると、この店主なんだか優しそうな人だな→優しいからラーメンも丁寧に作っているんだろうな→だから美味しそうだな と食べる前からプラスのイメージを与えることになるのだ。
「自分は強面だし笑顔は苦手だからそんな風に写真にうつれない」という店主には代替え案として
ガッツポーズを提案する。
ガッツポーズすることで威嚇や防衛のイメージではなく
ウチのラーメンには絶対の自信があります!
と意気込みのメッセージを伝えることができるからだ。
これなら手を広げなくても「このラーメン屋気合がはいっているな」と手のひらオープンポーズにはやや劣るものの好印象を与えられるだろう。
まとめ
調べてみて腕組みポーズは、心理的にもあまりよろしくないポーズということが分かった。
これからは手のひらオープンポーズやガッツポーズを決めているラーメン屋の店主の写真が増えてくることを願いたい。