受け取るお釣りの小銭を減らすようにして計算して支払っている方は少なくないと思います。私も以前はそうしていましたが、いろいろ疑問に思うことがあったので、いっそのこと足りる分だけお金を出すようにしたらどうなるのか1ヶ月間実験してみました。
目次
私にとってお釣りの小銭を減らすように支払うのは難しかった
ある日の気づき
1ヶ月間お釣りの小銭を減らそうとしないでみた
実験結果
まとめ
私にとってお釣りの小銭を減らすように支払うのは難しかった
私の周りでは、お釣りの小銭を減らそうとして支払う人の方が圧倒的に多かったです。
小さい頃からその光景が当たり前だったので、私も物心がついたときからそのようにして支払うようになっていました。
ただ、私は計算が苦手で今まで色んな失敗を経験してきました・・・(涙)。
失敗談①:20円多く出して、20円戻ってきた
一体いくらの金額に対してどう払ったのか忘れましたが、私は20円余計に多く支払えば受け取る小銭の量を減らせると思ったのですが、結局同じ20円がそのまま返ってきたことがありました。
そのときの気持ちは・・・
恥ずかしかったです。
店員さんも何も言わなかったのが逆に恥ずかしさが倍増しました。
失敗談②:店員さんにとってもらった
いくら出せば小銭の量を減らせるのか迷っていて、これかな?と思って支払おうとしたら店員さんが「ん?それよりこっちがいいかも」と言って私の手の中の小銭からとってもらったことがありました。
そのときの気持ちは・・・
恥ずかしかったです。(2回目)
なんというか・・・こういっては失礼かもしれませんが、自分が計算のできなくなったおばあちゃんになったような気がして、穴があったら入りたくなりました。
計算が速くできる人じゃないと時間がかかる
失敗せずに上手く受け取る小銭の枚数を減らせたとしても、支払うのに時間がかかることが自分で不満でした。
「〇〇円です。」と言われた後に「う~ん・・・」と小銭と睨めっこしている時間が無駄に思えてきたのです。
それに、
恥ずかしいですし。(3回目)
客観的に見てもスマートじゃない気がした
自分で悪戦苦闘している時に、自分の前に並んでいる人が同じように小銭を減らそうとして支払っているのを見たんです。
その時、妙な違和感を感じたんですよね。
「そんなに小銭嫌なの?」って。
その光景を見たときから、この支払いスタイルに疑問を抱くようになっていきました。
ある日の気づき
ある日、下手な計算のせいで小銭で膨らんだ財布を手に支払っていると、ちょうどスッキリ払えて小銭がごっそりなくなったんです。
ただそれだけのことなのですが、嬉しかったです。
その時にふと、
「小銭が増えてしまうことは別に悪ではないのでは?」
と思い、試しに実験してみることにしました。
1ヶ月間お釣りの小銭を減らそうとしないでみた
ルール
「小銭が増えてしまうことは悪ではない」と思った私は、1ヶ月間お釣りの小銭を減らそうとしないようにしてみる実験を行うことにしました。
具体的にどうするかというと、
合計金額より多くの不必要な金額を出さないようにする
のです。
合計金額が88円の場合、103円支払って15円のお釣りを受け取ろうとしがちですが、これは100円で足りるのに3円余分な金額を出しているのでルールに反しています。
この場合だと
合計金額88円→100円、90円、88円
というように支払います。
実験開始
実験開始時の私の小銭は、
100円玉8枚、50円玉3枚、10円玉4枚、5円玉2枚、1円玉2枚の合計1002円でした。
どうでしょうか?
私の感覚では多いと思います。
これが1ヶ月後どのような状態になっているのか楽しみです。
合計2405円
支払代金2500円
お釣り95円
合計1662円
支払代金1700円
お釣り38円
合計267円
支払代金267円!
お釣り0円
合計302円
支払代金1000円
お釣り698円
こんな感じで私は1ヶ月間、合計金額に対して余分な金額を出さないように支払続けました。
果たして結果はどうなってしまうのでしょうか?
実験結果
実験して1ヶ月後の財布の中の小銭は、
50円玉1枚、10円玉5枚、5円玉1枚、1円玉2枚の合計107円でした。
あれ?減ってる?
と思うかもしれませんが、この写真はあてになりません。
何故なら、写真を撮るタイミングでどのようにもなるからです。
つまり、この時はたまたま少なかったのですが、ちょっとでもタイミングがズレていると大量の小銭を抱えていたりしていて一概に言えないのです。
これには、サイクルがあって
①ある程度の小銭の量でスタート
↓
②大量の小銭を抱える時期
↓
③スッキリ支払えて一気に小銭が減る時期
↓
①に戻る
といったように必ず繰り返します。
だから、ものすごく小銭がいっぱいの時期もありますし、小銭がほとんど無い時期もあるのです。
なので「1ヶ月お釣りの小銭を減らそうとしなかったらどうなるか?」の答えは、
小銭でいっぱいになる時もあれば、ほとんど無い時もある
です。
ピッタリ支払えることは嬉しいが、スマートではない
ただ、この実験をやってみて必ず大量の小銭を抱える時期→ピッタリちょうど支払えて小銭がごっそり無くなる時期を繰り返すのですが・・・
このちょうどピッタリ支払うという時に物凄く時間がかかります。
例えば上記に合計金額267円の時に支払額267円ピッタリ!という写真をあげましたが、
50円玉4枚、10円玉6枚、5円玉1枚、1円玉2枚で支払っていたりするのです。
これがすごく時間がかかります。
まず大量の小銭の中から必要な金額を見つけ出さなければなりません。
そして1枚1枚手にとっていく作業。
そして店員さんに分かりやすいように並べる手間。
最終的に店員さんが数える時間。
なんだか、スマートじゃありません。
これはこれで違う意味で、
恥ずかしいです。(まさかの4回目)
一番スマートな支払い方法とは
この実験を行ったおかげで、私が一番ベストだと思える支払い方法を見つけ出しました。
その方法は、
・合計金額に対して足りる分だけのお金を出す
・1円、5円、10円は全て募金し、小銭は50円、100円、500円玉のみの状態を維持する
です。
そうすれば、支払い時間も短く、支払い方もスマートで(小銭を減らそうとしてる人感なし)、小銭で財布が膨らむこともなく、募金額も増やせます。
小銭が50円、100円、500円玉のみの状態は、物凄く払いやすいです。
まとめ
小銭を減らそうとしない実験についてまとめると・・・
メリット
・ピッタリ出せる時は嬉しい ・変に計算する必要がない
デメリット
・ピッタリ出せるがかなり時間がかかる ・一時的に大量の小銭を持つ
実験結果=小銭の枚数は多くも、少なくもなる
ただ、これはあくまで現金での支払いについての実験で、一番スマートなのはキャッシュレスだと思います。
そもそもお財布を持つ必要がないし、数える必要もないし、1円玉や5円玉の概念がないので。
以上、「お釣りの小銭を減らそうとしない」実験結果の報告でした!
それでは、今回はこの辺で!