みなさん、こんにちは。わらびです。いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
みなさんは現代をどのようにお考えでしょうか。
世の中はどんどん悪くなっていっている。そう思っている人も少なくないと思います。
けれど、そう思っていて「楽しい」でしょうか?
わたしたちは、こんなに残念な時代に生まれてきた、まるで抽選に外れた不幸な人間なのでしょうか?
もしかしたら、そう感じている人が少なくないように確かに世の中は悪いのかもしれません。わたしたちは抽選に外れた不幸な人間なのかもしれません。
けれど、善も悪も、幸も不幸も、一人一人が決めることである以上、真実はどうなのかは分かりません。
はっきり分かっていることは、世の中が悪いと考えることや、自分は抽選に外れた不幸な人間であると考えることは楽しくないということです。
わたしたちは寿命が来るまで、生きていかなければならないのですから、自分からすすんで楽しくない考え方をするのは損だと思います。
だから、今が一番良い時だと思い込んではどうでしょうか。
日月神示には「うれしうれし、たのしたのしが人生である」と書かれています。
●関連記事「日月神示は面白い」
そして、神様は私たちが「うれしい」「たのしい」と喜んでいる様子を見ることが、親としての喜びであると書いてあります。
つまり、神様の子として私たち人間を考えた時、親孝行とは、苦しんだり修行したりするのではなく、「うれしい、たのしい」と喜んで生きることこそが、親としての神様に対する本当の親孝行なのです。
ということは、「今の世の中は悪い、そんな世の中に生まれてきた自分は不幸な人間だ」と思って生きることは、親である神様を悲しませる行為になるのです。
すると神様も悲しんで、本来持っている神力も発揮できません。
神様の元気がなくなって、神力も発揮出来なくなると、その分け身魂を授かっている私たちもますます元気がなくなります。悪循環に陥るのです。
日月神示を読んでいると、神様の奮闘ぶりがよく分かります。
わたしたちに降りかかるであろう大難を小難にするために祈ってくださったり、他の神様にわたしたち人間の代わりに頭を下げてくださったり、本当に、私たち人間のためにいろいろな方法でサポートしてくださっているのです。
もちろん、本当に神様が存在しているのか、日月神示は真実なのかは、わたしには分かりません。
けれど、わたしはただそう信じています。
なので、神様の存在を信じていない方には納得できない考え方かもしれません。
しかし、神様の存在を信じていても、信じていなくても、世の中について不満を言いながら生きていくことが、楽しくもなく、ただ辛いだけなのは明らかでしょう。
そんな風に毎日思って過ごしていたら、それこそこの世は地獄です。
けれど幸も不幸も自分で決めるのです。
コップに半分入っている水を見て、「あと半分しかない」と思う人もいれば「あと半分も入っている」と思う人もいます。
どちらも正しく、そしてどちらも間違った見方だと言えます。
ということは、どちらに解釈しても良いということです。
それなら前向きに解釈した方が、自分にとって得ですよね、ということです。
だから、自分のために、世の中の良いところに目を向けて、「うれしい、たのしい」と言いながら陽気暮らしをしましょう。
それに捉え方次第で、どんなことも不思議と笑い話になるものです。
なんでも笑いのネタにしてしまえば、笑っているうちに、本当に世の中が笑いに満ちているように見えてくるのではないでしょうか。
そんな笑っている私たちを見て、神様もきっと大笑いして喜んでくださるでしょう。
笑う門には福来たる。だから笑うと運が良くなったり、免疫力が上がったりするのかもしれませんね。
●関連記事「これだけの笑いの効用を知ったら、笑わないでいることが馬鹿馬鹿しくなる。」
大事なことは、実際に世の中がどうなのかではありません。自分が世の中についてどう思うかです。
自分が、なんて楽しい有り難い世の中なんだろうと思ってしまえば、自分にとっては世の中は、楽しくて有り難い世になるのです。
最後に黒住宗忠の言葉と、宗忠の哲学が要約された「道の理」紹介して終わります。
”修行して神になるのではない。はじめから神だ。神の心になって、神の行いをすれば、今が神代で、ここが高天原だ。神らしい行いをすれば、すぐに神となる”
”「道の理」 およそ天地の間に万物生生するその元は皆天照大御神である これ万物の親神にて その御陽気天地に満ち渡り 一切万物光暖まりの中に生生養育させられて止む時なし 実にありがたいことである 各々の体の中に暖まりが有るのは 日の神より受けて備えられた心があるからである 心はこごると同義であり日の神の御陽気が凝りこごって心と成るのである 人欲を去って 正直に明らかになれば 日の神と同じ心である 心は主人である 形は家来である 悟れば心が身を使い 迷えば身が心を使う 形を忘れ 日の神の日々の御心に任せ 見るのも聞くのも一々味わい 昼も夜も有り難い嬉しいと心をよせ 御陽気をいただいて下腹に納め 天地と共に気を養い 面白く楽しく 心にゆるみが無いように 一心が活きると人も活きる 生きるが大御神の道 面白いが大御神の御心である 教えは天より起こり 道は自然と天より顕れる 誠を取り外すな 天に任せよ 我を離れよ 陽気になれ 活き物をつかまえよ 古の心も形なし 今の心も形なし 心のみにして形を忘れる時は 今も神代 神代今日 今日神代 世の中のことは心しだいである 心が神になればすぐに神になる”
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
参考文献『太陽の神人黒住宗忠』
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