↓ツイッターでわらび村4コマ漫画を配信中♪
口論はだれにでもできるゲームだが、双方とも決して勝てない奇妙なゲームだ。
ベンジャミン・フランクリン(アメリカの政治家、外交官、 / 1706~1790)
あなたは口論に勝ちたいと思っていますか?
けれどそれは不可能なのです。
何故なら、口論というゲームには勝敗が存在しないからです。
相手を黙らせることが勝ちにはなりません。
たとえ相手に「わたしが間違っていました」「あなたの言うことが正しいです」と言わせたとしても、それは口論に”勝った”ことにはなりません。
ただ相手を深く傷つけただけです。
人は他人の力を借りて変わることはできません。
人が変われるのは、その人自身が「変わろう」と決意した時だけです。
だから口論で相手を理解させることはそもそも無理なのです。
相手が自分の頭で考えて、納得しなければ”理解した”という境地に達することはできないのです。
口論はたとえそれが俗にいう正論だったとしても、相手の「自分の頭で考える」という段階を飛ばして、最終的な段階である「理解した」という目的地まで一足飛びで向かおうとする行為です。
けれど「自分の頭で考える」を避けて、最終地点にたどり着くことは絶対にできないのです。
自分が出来ることと言えば、「自分の頭で考える」ことを相手に提案するまでなのです。
そういう意味で口論することは、ただの時間の浪費でしかありません。
必要なのは口論ではなく、話し合いなのです。
●より良い人生を生きるためのメモ
本当の意味で口論によって解決したことはあるだろうかと記憶をたどってみる
▼オススメの関連記事