みなさん、こんにちは。わらびです。私の初めてのファイナルファンタジーは10でした。FF10はストーリーが深く名言も多いので今も心に残っているゲームです。今回は、そんな私が個人的に好きな名言をランキング形式で紹介します。
10位:いいわけっスね(ティーダ)― きびしいっスね(ワッカ)
ブリッツの試合で優勝できない理由について、あれこれ説明するワッカに対しての二人のセリフ。
ワッカは決してブリッツの練習をサボっているわけではないが10年やっても勝てなかった。
それについて、「集中できなかった」というワッカに「いいわけ」とズバリ言ってしまうティーダ。
続けて「目標?って聞かれたら 優勝!って答えろよー試合に出るなら勝つ それ以外になにがあるんだ」とティーダは言う。
若さゆえのどこまでも強気なティーダのこのセリフは、ワッカのように変に大人びて言い訳してしまう私の胸に強く印象に残った言葉だった。
9位:はい!じゃあ笑顔の練習!
旅の途中困惑して元気のないティーダに対してユウナが言ったセリフ。
ユウナは究極召喚をしてシンを倒す(これは自分の死を意味する)ことを決めているのに、人前ではいつも明るい。
しかし、これは彼女が能天気なわけではなく、「みんなに心配して欲しくない」という思いから意識して明るく振舞っているのである。
元気のないティーダに「もっと元気だしてよ!」ではなく「笑顔の練習!」と明るく促すこのセリフには彼女の優しさと強さが溢れている。
あ!は!は!は!は!は!
と、ぎこちなく2人は笑い出すも後から心からの笑いに変わっているシーンは見ていると和やかな気持ちになる反面切なさも感じられた。
8位:思い出はやさしいから甘えちゃダメなの
グアドサラムで異界参りをするときに参加しなかったリュックが言ったセリフ。
異界参りでは亡くなった家族と会うことができる(姿が見えるだけ)が、それにリュックは参加しなかった。
亡くなった家族の姿が見えるシステムが現実にあったら・・・良いと思う反面、そこから立ち去れなくなってしまう気もしてしまう。
実際異界参りのシーンでも映し出された死んだ家族は微笑んでいて幸せそうである。
そんな姿を見たらその優しさ?に甘えて弱くなってしまうかもしれない。
だからあくまで心の中にしまっておく。
ある意味それは「自分の力で生きていく」という強い決意の表れなのかもしれない。
7位:い~や 行くっス!勢いがあるときは勢いに乗るっス!これ、ブリッツの鉄則!!
シンとの闘いで飛空艇の主砲が故障してしまい諦めかけていたメンバーに対してティーダが言ったセリフ。
このセリフの後メンバーはシンに飛び移る。
先のことなんて考えずに、行ける時は行くと前しか見ていないティーダの生き様が全面に出たセリフ。
先の心配は先で心配する
なにかと心配性な私にはこの時のティーダがとても眩しかった。
6位:もっととんでもないことしよう
ユウナレスカを倒して究極召喚が失われ「とんでもないことしちゃったのかな」といったユウナに対してティーダが言ったセリフ。
私もユウナのようにとんでもないことをした気分だったのに、ティーダのこのあっさりしすぎたセリフには一瞬噴き出してしまったが、このセリフのおかげで何か吹っ切れた気がした。
一見このセリフはふざけているようにも取れるが、どんな困難にもビビらずに立ち向かおうぜ!というティーダの強い決心があらわれている。
5位:世の中にゃ いろんなヤツがいる。いいヤツもいれば、イヤなヤツもいる。そんだけの話よ
飛空艇でシドが言ったセリフ。
生きているといろんな人と出会う。するとどうしても好きになれない人も出てくる。
そして人間関係に悩む。
しかしシドはそうではなく「いいヤツもいれば イヤなヤツもいて それだけの話だ」と悩むことなくサッパリとしている。
このセリフを初めて聞いたときに、ストンと私の心の中に落ちてきて「その通りだ」と思った。
以降、人間関係のことで深く悩んだりすることはしなくなった。
だってシドの言う通り、本当にただそれだけなのである。
4位:ヤケになるな!生きていれば・・・生きていれば無限の可能性があんたを待っているんだ!
究極召喚になると言ったジェクトに対して10年前のアーロンが言ったセリフ。
普段冷静なアーロンなだけにとても印象的なセリフである。
生きていれば無限の可能性があんたを待っている
というセリフが私にも(みんなにも)言われているような気がして、どんなことがあってもあきらめたりしてはいけないと思った。
「無限の可能性」って大袈裟なようにも聞こえるけど、私はアーロンのいうとおり絶対にあると思っている。
3位:青くてもいい!オトナぶって カッコつけてさ。言いたいことも言えないなんて絶対イヤだ!そんなんじゃ なにも変えられない!オレ・・・この青さはなくさない
究極召喚の話で仲間が悩んでいる時にティーダが言ったセリフ。
青くてもいい!それよりも言いたいことを言うことの方が大事だ!と断言し、おまけにこの青さはなくさない、とまで言ったこのセリフ。
初めて聞いたとき心の中で「そのとおりだ!」と叫んだ。
本当にみんな大人になるにつれ、世間体とか周りの人のこととか気にしすぎて自分の本心を言えない(言わない)でいる人が多いと思う。
自分は誰のために生きているの?
世間体のためでも、周りの空気に合わせるためだけでもない。
私はティーダのように自分らしく生きていたい。
2位:ひとつだけお願いがあります。いなくなってしまった人たちのこと 時々でいいから・・・思い出してください
最後の演説でユウナが言ったセリフ。
多くの仲間が去ってしまい(犠牲になってしまい)、悲しい雰囲気の中このユウナのセリフが胸に刺さる。
シンを倒して世界は平和になったけれど、そこに携わった多くのいなくなってしまった人たちのことも忘れないで欲しいというユウナの気持ちが表れている。
ゲームに限らず、現実にもいえることだと思う。
私たちは物事を結果だけで見がちだけれど、そこに関わった人たちのことをもっと考えるべきなのかもしれない。
そうしたら、私たちがいかに多くの人たちに支えられて、今の自分がいるのかが分かり感謝の気持ちで心がいっぱいになる。
1位:さあ どうする!今こそ決断する時だ!死んで楽になるか 生きて悲しみと戦うのか 自分の心で感じたままに 物語を動かす時だ!
ユウナレスカ戦の直前にアーロンが言ったセリフ。
この後に、
キマリ「キマリが死んだら 誰がユウナを守るのだ」
リュック「あたし やっちゃうよ!」
ワッカ「ユウナレスカ様と戦うってのか? 冗談キツイぜ……」
ルールー「じゃあ逃げる?」
ワッカ「へっ!ここで逃げちゃあ……オレぁ オレ自身を許せねえよ。たとえ死んだってな!」
ルールー「……同じこと考えてた」
ティーダ「ユウナ!いっしょに続けよう 俺たちの物語をさ!」
と仲間達のセリフが続く。
私の中のFF10名言ランキング堂々の第1位。
死んで楽になるか 生きて悲しみと戦うか
どっちも報われない気がするけれど、私もやっぱり生きて戦う方を選ぶ。
自分の心で感じたままに 物語を動かせ、というアーロンのこのセリフは
現実でも困難な出来事に直面したときに、大きな心の支えになってくれるだろう。
そして生きていれば無限の可能性がきっと待っている。
まとめ
いかがでしたか?以上、私の個人的なFF10名言ランキングTOP10でした。
あぁ、また久しぶりにやりたくなったなぁ。