『ソフィーの世界』はどんな内容の本なのか

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もるもる君
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「ソフィーの世界」って分厚い本だけれど・・・
もるもる君
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いったいどんな内容の本なの~
わらび君
わらび君
一緒に見てみよう!

世界中で約2300万部以上を売り上げたベストセラーである『ソフィーの世界』。

読んでみたいけれど、あまりの分厚さに読もうか迷っている。
読む前にどんな内容なのか知りたい。

今回はそんな人の為に、『ソフィーの世界』とはどういう内容の本なのかについてまとめてみました。

『ソフィーの世界』とは

『ソフィーの世界』は、哲学書でありミステリー小説です。

その割合はどれくらいかというと哲学書:ミステリー小説=8:2くらいです。

つまり哲学書としての要素の方が圧倒的に多い。

じゃあ教科書みたいに堅苦しい感じなのかと言うと、そうではない。

アルベルトという哲学の先生が15歳の誕生日を迎える主人公ソフィーに優しく教える形で話が進んでいきます。

ここが普通の哲学書と違うところです。

「わたしとはいったい誰なのか」「世界はいつ・どうやって誕生したのか」このような哲学の問いが中心にあり、この問いについて歴史上の様々な哲学者の考えをソフィーと共に学ぶことで、何か答えを見つけだそうという内容が『ソフィーの世界』なのです。

主人公が15歳の誕生日を迎えようとしている女の子ということもあり、非常に優しく哲学を教えてくれるのですが、だからといって「あぁ、なるほど。それで?ふむふむ・・・」というようには実際読み進められません。

優しく教えようとしても、内容はしっかり”哲学”なので、難しいものは、やっぱり難しいのです。

専門用語も頻繁に登場します。

物語は、一人の哲学者を紹介したら、新たな哲学者~というように進んでいくので、やっと一人の哲学者を理解したのに、すぐにまた新たな考えを展開する哲学者について学ばなければならず、頭が混乱します。

なので一気に読んでいくという読み方は、この本には向いていません。

で・す・が!

私は最初、「この本は、哲学書でありミステリー小説だ」と言いました。

どういうことかと言うと、アルベルトによる哲学講座(哲学書要素の部分)→何か事件が起こる(ミステリー小説要素の部分)→哲学講座→事件

こんな感じに、哲学を学ぶ部分と小説の部分が大体交互に繰り返されるのが、この本の流れなんですけれど、この小説の部分が面白くて先が気になり、一気に読んでしまいたくなる衝動に駆られるのです!

けれど、先にも言いましたが哲学講座の部分は、なかなか難解なので読むスピードもダウンして、とてももどかしくなります。

正直、ミステリー小説の部分があるおかげで全部読み終えることができると思います。

イメージとしては、にんじんを求めて走る馬のような感じです。

小説として読んではいけない

多分、「この本は小説である」と思って読むと、ほとんどの人が途中で挫折してしまうと思います。

私自身、読み始めた頃「小説だ」と思って読んでいたので、どうして突然哲学の授業のような内容になるのか、とても謎に思い、理解できず苦痛でした。

あまりに哲学としての内容が濃いので、途中で「これは哲学の入門書だ」と考えを変えたところ、違和感なく読み進められるようになりました。

実際、哲学の入門書としては非常に優れた本だと思います。

教科書としても採用していいんじゃないのか?とさえ思うほどです。

流石に教科書としては厳しくても、サブテキストとしてはいいのではないでしょうか?

読むべきか、読まないべきか

とても分厚く、読み応えがとっっってもある本なので、「読むべきか・読まないべきか」と悩んでいる人も多いと思います。

これに対する、私の答えは「読むべき」です。

それは何故かと言うと、「世の中に対する物の見方に疑問を投げかけてくれるから」です。

哲学とは問いを立てることです。

「わたしとは誰なのか」「この世界はどうやって誕生したのか」こういった問いに、今まで数多くの哲学者が挑んできました。

この問いの答えを見つけられるのかと聞かれれば、それはやはり不可能でしょう。

なぜならこの問いに挑む者は皆、この世界の創造者ではないからです。

こういう答えの見つけられない問いを、なんとか見つけようとするのが哲学なのです。

「答えのない問いについて考えることに何の意味がある」と思う人もたくさんいると思います。

けれどこの「問いを立てること」に、ほぼ100%の意味があるのです。

答えなんてある意味どうでもいいと私は思います。

問いを立てることを止めてしまった人たちのことを、この本では「世界になれっこになってしまった人」と言い表されています。

実際の世の中も大人はほとんどが「世界になれっこになってしまった人」です。

だけど、本当の世の中はとても「なれっこ」になれるような場所ではないのです。

このことを教えてくれる本が『ソフィーの世界』です。

そういう意味では、この本は哲学を学ぶ為にある本というより、忘れていた物の見方・考え方を思い出させてもらう為にある本と言えるでしょう。

まとめ

以上、「『ソフィーの世界』はどういう内容の本なのか」の紹介でした。

とても長い本ですが、読もうか迷っている方は是非読んでみてください。

哲学について興味がある人にもオススメです。

ただ・・・最後に・・・一言言わせてください・・・・・・

ソフィー理解力ありすぎでしょ!
(↑本を読むとソフィーのすごさが分かるでしょう・・・。)

それでは~。

『ソフィーの世界』の名言もコチラ↓の記事にまとめています。

小説としても楽しめ、哲学書として読むことも出来る『ソフィーの世界』。今回はそんな『ソフィーの世界』の名言たちを紹介します。
もるもる君
もるもる君
「世界はなれっこになれる場所ではない」か・・・
もるもる君
もるもる君
ボクももう少し色んなことに疑問を持ってみよ~っと
わらび君
わらび君
何か新しいことが発見できるかもね~
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