みなさんは言霊って信じていますか?言霊とは簡単に言うと「言葉に宿っていると信じられている不思議な力」なのですが、今回はこの言霊を使った面白い実験をやってみたので、皆さんに紹介します。
目次
言霊を用いた様々な実験
水からの伝言
言霊を用いた実験で一番有名なものが「水からの伝言」と呼ばれているものです。
これは、「ありがとう」の言葉を見せた水と「ばかやろう」の言葉を見せた水を凍らせて結晶を観察してみると、「ありがとう」の言葉を見せた水は綺麗な結晶ができ、「ばかやろう」の言葉を見せた水はいびつな結晶ができた、というものです。
ですが、この実験は「科学ではない」等科学者達の間では様々な議論がなされていてるようです。
あの優しい味は「ありがとう」のおかげ?たまごボーロ
竹田製菓株式会社が販売している「たまごボーロ」
一口食べるとどかか優しい味わい・・・皆さんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか?
なんとその「たまごボーロ」が製造されている工場では、約100人の保育園児達による「ありがとう」の声が録音されたCDを流しているそうです。
公式ページ竹田製菓株式会社公式ホームページ
その回数は100万回!!
もしかしたら、そのおかげであの優しい味になっているのかもしれませんね。
その他いろいろ
他にも、「ばかやろう」と言うとミカンが早く腐れたり、「ありがとう」と言うと不味かった野菜が美味しくなったりと、言霊を用いた実験は様々なされています。
だけど、やっぱり自分でやってみないとイマイチ信じられない!!
ということで、バナナを使ってある実験をやってみることにしました。
「ありがとうバナナ」「バカヤローバナナ」実験
仮説:「ありがとう」と100回言ったバナナと「ばかやろう」と100回言ったバナナでは味に違いが出るのか?
予想:「ありがとうバナナ」は美味しくなり、「ばかやろうバナナ」は不味くなる?
まず、バナナを用意します。
今回の実験に使うバナナはコレです。
一本に分けます
それをさらに半分に切ります
そして、二つのお皿に取り分け一方には「ありがとう」と書いた付箋をお皿の裏に貼り、もう一方には「ばかやろう」と書いた付箋を貼っておきます。
ひっくり返すとこのようになります。
そしてバナナの皮を剥いてお皿の上に載せます。
そして「ありがとう」と書かれたお皿のバナナに「ありがとう」と100回心を込めて言います。
この間、「ばかやろう」と書かれたお皿のバナナにはこの声が聞こえないよう別の部屋に移しておきます。
「ありがとうのバナナ」に「ありがとう」を100回言い終わったら、同じように別の部屋に移しておき、今度は「ばかやろう」と書かれたお皿のバナナに「ばかやろう」と憎しみを込めて100回言います。
「ばかやろう」と心を込めて言ったことは人生で初めてだったのですが、100回言っている最中不思議と胸が苦しくなり気分が悪くなっていきました。
また、「ばかやろう」と言われ続けてるバナナがなんだか悲しそうに見えてしまって大袈裟ではなく私も少し涙が出てきてしまいました。
なんだか自分の体も「ばかやろう」という言葉を聞いていて、それが悪さをしているような感じです。
それに「ばかやろう」と普段口にしていないので呂律が上手く回らず「ばぁやろ~」「ばやろ~」等になってしまって難しかったです。
二つのバナナとも100回言い終わったら、目をつぶってシャッフルしてどっちがどっちなのか分からないようにします。
さらに目をつぶったままバナナを食べてみます。
まずは左のバナナから・・・
うん、美味しい。
バナナ特有の甘さがして普通に美味しいバナナでした。
次に右のバナナを食べてみると・・・
あれっ・・・?
なんだか味がしない・・・。
先ほど食べたバナナとは打って変わって、甘みが感じられません。
食べてみたところ、この状態ではどっちがどっちか分かりませんが・・・
私は最初に食べた左のお皿に乗ったバナナが「ありがとうバナナ」だと思いました。
お皿をひっくり返してみると・・・
正解!
当然右のお皿は「ばかやろうバナナ」でした。
まさか本当に味の違いが出るとは自分でも半信半疑だったので、この結果には驚きました。
改めて食べてみても、明らかに味が違いました。
なぜこのような結果になるのか科学的には分かりませんが、私は実際にやってみてやっぱり言霊のせいなのではないかと思いました。
そう考えると「ばかやろう」と言って気分が悪くなったのも納得がいきます。
まとめ
いかがでしたか?
この実験を通して、「ばかやろう」と言うと私の気分が悪くなったように、やっぱり言葉にはバナナを不味くもさせたり、人を弱らせたりする力があると思いました。簡単な実験なので気になった方は是非やってみると面白いですよ!