太陽と月-西洋占星術とインド占星術

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わらびです。

このところ、西洋占星術に興味が湧き、学んでいました。

自分のことを西洋占星術で読み解いて、ズバリ当たっていることを発見しては驚き・・・

一通り読み解き回って思ったこと、

本当に月は人間にとって悪の存在なのか?

月が示すもの

西洋占星術において月星座とは、その人の心のより所や安心できる場所を指します。

けれど、本『月の教科書』には「月はその人を傷つけるようにしか働かない。月星座が示すことをやっていても、文字通り月並みに終わる。」と書いてあり、わたしも読んだ当初は記事にもまとめるぐらい「なるほど」と感銘を受けたのですが、占星術について考えれば考えるほど「果たして本当にそうなのか?」という疑問が沸き起こってきました。

まとめた記事↓

マンガで分かる本紹介『月の教科書』


月の教科書: 占星術が誤解していた、この星の真相

何故かというと、偉人や天才と呼ばれる人物達は、自分の本当に好きなこと、夢中になれることを純粋にやってきた結果、後世に名を残す存在となっているからです。

もっと占星術的に言うと、無意識に月星座を生きた結果、偉人となったということ。

全然「月並み」じゃない結果を残しています。

もちろん、太陽星座が示すテーマが全く関係ないというわけではありません。

太陽は、魂が成長する方向性を示していることはあると思います。

けれど、太陽だけに目を向けて、月を疎かにするのは何か違うような気がするのです。

好きなことをやっている人のエネルギーというものは、それはもう、もの凄いもので、嫌々やっている人のエネルギーとはレベルがはるかに違います。

そういう意味で、自分の心のより所、無意識に引かれるもの=月星座が示す事柄は、ある意味太陽以上に重要なことではないかと考えたのです。

他にも、いわゆる成功者の人達は確かに苦労人も多いけれど、それと同じくらい流されるように人生を生きた結果行き着いた、というパターンが多数存在し、それから考えても「太陽星座を意識して必死に生きる!」というよりは、「自分の月星座に無意識に従った」有名な人たちも多い気がします。

そういうモヤモヤを抱えながら偶然出会ったのが、インド占星術

インド占星術では月を最重要視する

占星術は西洋占星術だけだと思っていたので、初めて「インド占星術」という言葉に出会った時は、とても驚きました。

そして、もっと驚いたことは!

インド占星術では、月星座を最も重要視する!!

つまり、インド占星術では月星座が、「わたしは○○座です」という中心の星座になるのです。

西洋占星術で牡羊座の人が、インド占星術では牡羊座要素ほとんどゼロということもあるから驚き!

どっちが本当なの~?と疑問を持つ人も多いと思いますが、そういう時は、それぞれの占星術の基本となる考え方を比べて、自分がしっくりくる方を選ぶといいのではと・・・。

それぞれの基本的な考え方は、

西洋占星術は、社会での物質的成功を重視。

インド占星術は、精神性・魂の向上による解脱を重視。

となっています。

天命は一つ

じゃあ、西洋占星術とインド占星術は全く別のものなのか、という疑問が湧くわけですが、これがまた面白いところで、わたしの読み解き結果では、自分が人生をかけて目指す到達地点は、西洋占星術もインド占星術もほぼ同じだったのです。

西洋占星術の後に、インド占星術で読み解きして本当に驚きました。

「これって、西洋占星術の時と同じこと言ってる!!」って。

人は生まれてくる時に、天から人生で果たすべき使命を授かると言われていますが、西洋占星術とインド占星術で同じ結果になって、本当にそうなのかもしれないと思いました。

一つの天命を全うするにも、アプローチの仕方はいろいろあるわけで、それが二種類の占星術の違いに現れているかもしれません。

太陽を最重要視する西洋占星術と、

を最重要視するインド占星術。

正反対のようで、導かれる答えは同じ。

異なるアプローチから進んで、同じ答えに行き着くということは、太陽も月も同じくらい大切な要素ということではないのか。

どちらか片方だけでもいけない。

光と闇の関係ように、両方があることで存在できる。

そんな、太陽と月。

そして、西洋占星術とインド占星術。

不思議で面白いなぁと思った、占星術の世界でした。

西洋占星術を学ぶのにオススメの本↓

インド占星術を学ぶのにオススメの本↓

どちらも、初めて学ぶのにオススメの本です。

『わらび村へようこそ①』発売中

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