猛暑な日々が続いていますね。
夏、猛暑といえば”スタミナ!”なイメージがある人は多いと思います。
スタミナをつける食べ物といえば、鰻、オクラ、長芋などいろいろあります。
ここまではいいのです・・・。
問題なのは「スタミナ丼」!
「スタミナをつけたい」→「だからスタミナ丼を食べよう」と連想する人もいると思いますが、これはちょっと注意が必要。
これはある日の「スタミナ丼事件」。
ある日私は一日中歩き回り、けっこう疲れ気味でした。
そんな時「スタミナ丼」という看板が目に入ってきました。
自分にスタミナが不足しているようだったので、丁度良いと思い食べてみることにしました。
店内に入ると、むあっ!とニンニクの臭いが鼻を襲ってきました。
ニンニクは好きな方ですが、あまりに強烈だったのでちょっと面食らった私・・・。
席に着いて、しばらく待っているとスタミナ丼が運ばれてきました。
私はそのスタミナ丼を見て驚きました。
見ただけで、物凄い量のニンニクと油が使われていることが分かったからです。
これを見て私は「今の自分にこのスタミナ丼を完食できる体力が残っているのか?」と思いました。
食べると、ニンニク、油がバテ気味の私の胃を襲います。
もともと、こってりすぎる味が苦手な私。大量のニンニク油をまとってギラつくお肉。
食べていて思ったこと、
「あっ、自分このスタミナ丼に自分のスタミナ奪われる」
なんとか完食してお店を出た頃には、私に残っていたわずかなスタミナもなくなっていてゲッソリしていました。
「スタミナ丼って”スタミナがある人が食べる丼”ってことなのかもしれない」と思った出来事でした。
でもやっぱりそうなのかもしれません。
例えば、病後のまだ体力が完全に回復していないときって、そもそもお肉を食べる気がまだ起きない。
でも、オクラや長芋は食べられそう。
病後に鰻は食べたことないけれど、お肉よりは食べられそうな気がする。
スタミナ丼は、ニンニクをたっぷり使って炒められたお肉がど~んっとご飯の上にのっているものが多い。
これを食べることができるのは、スタミナが不足して弱っている人ではなく、やっぱり「それだけこってりしていてボリュームのある丼を食べられるほどのスタミナがある人」。
だから、スタミナ丼は”スタミナがある人が食べる丼”なんです。きっと!
それでは~。