毎日をその日の収穫高で判断せずに、まいた種で判断しなさい。
ロバート・ルイス・スティーヴンソン(イギリスの小説家、エッセイスト / 1850~1894)
もるもるくんは折角一生懸命に種を蒔いていたのに、最初あまりにも収穫量が少ないことに驚き諦めてしまいました。
けれど、その後たくさんの実がなりました。
もるもるくんはこの事実を知りません。
きっと、もるもるくんも蒔いた種の分、後でたくさん実が出来ることを知っていたら途中でやめなかったでしょう。
でも、それができなかった。
努力をした結果というのは、このように大抵後から遅れて出てきます。
割とすぐ結果が出るものもあれば、うんと長い時間がかかって出るものもあります。
すぐ結果が出るタイプのものは、みんな頑張ることが出来ますが、長い時間がかかってやっと結果が出るタイプになると頑張ることのできる人はとても少なくなります。
今回のもるもるくんと同じように途中で馬鹿らしくなってやめてしまうのです。
途中でやめてしまわないために大事なこと・・・それは「まいた種に集中すること」です。
自分がその日どれだけの種を蒔いたか、どれだけ頑張ったのか、そこに注目してください。
収穫高で判断するのは賢い方法とは言えません。
何故なら先にも述べたように、収穫とは遅れて出てくるものだからです。
たとえその日収穫高が少なくても、後からたくさん収穫できる日が来ます。
逆に、その日収穫高が多くても、種を蒔き続けなければ今後収穫高は減っていくのです。
収穫高を見るのではなく、まいた種に注目しましょう。
まいた種を見て、未来の実を想像するのです。
そうすればモチベーションを保ち続けやすくなります。
●より良い人生を生きるためのメモ●
種を見て、実を想像する。