ねえ!みんな!
ぼくが前、野球のマウンドをへこませてみたの覚えてる?
面白いアイデアだと思ったんだけど、結局マウンドが深すぎてぼくはボールを投げられなかったんだ・・・。
わらび君は何故か投げることができたけど・・・ブツブツ。
でもね!ぼく実はまだ諦めていなかったんだ!
また良いアイデアを思いついたんだよ!
それで急いでわらび君のところに行ったよ。
ぼくが思いついたアイデアは、「へこんだマウンドに大きなたまごを入れてみる」こと!
だってあのへこんだマウンド、なんだか、た〇ごポケットに似てると思わない?
そうわらび君に言ったら、わらび君は「野球する気あるの?」って。
そんなのもちろんに決まってるでしょ!
そうしたらわらび君はさらに「言うは易く行うは難しだよ」って付け足したんだよ!
「言うも易く行うも易く」かもしれないのに・・・。
わらび君は「そんな大きなたまごなんてそもそもあるわけない」って言おうとしたんだけど・・・
なんとぼく、あらかじめ協力してくれる人を見つけていたんだよ!
恐竜のティノさんって言う人が「面白そうだから」って大きなたまごを提供してくれたんだ。
とっても大きなたまごだよ!
これはわらび君も予想外だったみたい!
そして、そのたまごをへこんだマウンドまで持って行って、
投げてみたら・・・
「スポッ」とピッタリはまったよ!
本当にた〇ごポケットみたいになったんだ。
恐る恐る近づいてみると、たまごの上に乗ることができたんだよ。
「これでぼくもボールが投げられる!」ってぼく興奮しちゃった。
わらび君は驚きの連続で言葉が見つからなかったみたい。
確かに驚きかも!
そうしてようやく野球を再開したよ。
でもその日はとても暑い日で・・・
気が付いたらた〇ごポケットに入れたたまごが目玉焼きになってたんだ!
これは全然予想していなくて、ぼくもビックリしちゃった。
そうして野球を終えた後に、出来た目玉焼きをわらび君と一緒に食べたんだ。
野球も楽しめて、目玉焼きも食べることができるなんて、スゴイよね。
やっぱり野球のマウンドはへこんでいる方がいいんじゃないかなぁ・・・。
大きなたまごを見つけないといけないけどね。
それじゃあ、またね~。