一時期ネットで話題になったじゃがりこのアレンジレシピ「じゃがアリゴ」。
私は同じく以前に話題になったじゃがりこで作るポテトサラダを食べてみたところ、全く美味しさを感じなかったので「どうせ今回も・・・」と敬遠していましたが、やっぱり気になったので作ってみました。
目次
じゃがアリゴってなに?
じゃがアリゴとは先程も説明しましたが、みなさんも知っているお菓子じゃがりこのアレンジレシピのことです。
”アリゴ”とは、フランスのオーブラック地方の郷土料理です。
どんな料理かというと、ジャガイモをベースにチーズや他の食材を練りこんだ、一言で言えば”チーズマッシュポテト”のような料理です。
じゃがアリゴはそれをイメージして作られたアレンジレシピなので”じゃがりこ+アリゴ”で”じゃがアリゴ”なわけです。
以前試した「じゃがりこポテトサラダ」は最悪だった
ネットでじゃがアリゴが話題になっていたとき、何故すぐに作らなかったかというと冒頭に記載したとおり、それ以前に流行った「じゃがりこポテトサラダ」が激マズだったからです。
「じゃがりこポテトサラダ」とは、名前の通りじゃがりこで作るポテトサラダのことです。
作り方は、じゃりこの容器にお湯を適量注いで、2分~3分程待ち、混ぜるだけの驚く程簡単なレシピです。
ネットで「美味しい!」「最高!」と話題になっていたので、私も試してみたのですが美味しさの「お」の字も感じませんでした。
正直、完食するのもツライと思ったほどです。
どう駄目だったのか詳細は長くなるので語りませんが、本当に良さが分からなかったのです。
そして今回話題になった”じゃがアリゴ”もほとんど作り方が似ているので同じ結果になることを恐れて敬遠していました。
ですが、じゃがアリゴには強力な助っ人「チーズ」が加わっているので「もしかしたら・・・」と一種の希望を抱いてチャレンジしたのですが・・・。
じゃがアリゴの作り方
【材料】
好きな味のじゃがりこ(今回はチーズ味)・・・1個
さけるチーズ(プレーン)・・・1本
熱湯・・・150cc
塩・・・適量
【作り方】
①じゃがりこの中に塩を適量ふり、さけるチーズを細かく割いていれる。
チーズを溶けやすくするために、なるべく細く割きます。
地味に時間がかかります。
②全部割き終わったら熱湯150ccを注いで蓋をし、2分半ほど待つ。
③2分半たったら蓋を開け、よくかき混ぜたら出来上がり。
上記の作り方の通りに作ってみたけれど、チーズが完全に溶け切らなくて写真のようになってしまいました。
なので耐熱容器に移し替えて電子レンジで500W1分程温めなおしたところ、無事チーズを全部溶けさせることに成功。
前回残念な結果に終わった「じゃがりこポテトサラダ」のこともあって、私にはあまり美味しそうには見えませんが、今回は私の好きなチーズが入っています。
やっぱり駄目だったじゃがアリゴ
これなら美味しいかも!と思って食べてみましたが・・・
なんともコメントしづらい味です。
パンチに欠けた、失敗したマッシュポテトのような味がします。
少し塩が足らなかったかと思い、塩を追加。
ついでにパンチが欲しかったので黒コショウも追加!
これで良くなったかと思い食べてみますが・・・
やっぱり駄目でした。
どう駄目なのかと言うと、どんなにアレンジしても「じゃがりこ」は「じゃがりこ」なんです。
だから、ポテトサラダにしようがアリゴっぽくしてみようが、肝心の味はお菓子の「じゃがりこ」です。
誤解の無いように断っておきますが、私はじゃがりこは好きです。
で・す・が!
じゃがりこで作るポテトサラダとアリゴは最悪です。
なんというかお菓子のジャンキーさがお湯を注いでふやかしたことによって20倍増しくらいになっているのです。
じゃがりこのまま食べる時にはあまり感じなかった妙な甘さや味がハッキリ分かります。
お菓子の限界です。
だからこれに良い調味料を使ってみようが、チーズを足してみようが無理があると思うのです。
ネットで「じゃがアリゴ」と検索してみると「絶品」とか「美味すぎ」とかいうコメントがたくさんヒットしますが、ちょっと私は共感できませんでした。
あまりに味がジャンキーすぎます。
大げさでも何でもなく、完食するのが本当に苦痛でした。
ハッキリ言って、この味のために手間と時間をかける価値が私には見出せません。
ポテトサラダもアリゴも作るなら「じゃがりこ」からではなく、ジャガイモから作りたいです。
じゃがりこはそのまま食べるのが一番美味しい
「じゃがりこは、かたさが特徴のお菓子です。」とパッケージにも記載されていますが、私もその通りだと思います。
あの食感があってこその、じゃがりこです。
じゃがりこは、そのままが一番だなぁと改めて確認させられた実験?でした。
散々な食レポでしたが、ネットでは美味しいと評判ですし、好みもあると思うので気になった方は試してみてください・・・。
それでは、今回はこのへんで~。