恐れを抱いた心では、何と小さいことしかできないことでしょう。
フローレンス・ナイチンゲール(イギリスの看護婦、社会起業家 / 1820~1910)
もるもるくんは、積み木でタワーを作ろうとしていましたが、「崩れるかもしれない」という恐怖心が大きすぎて、5時間かけてもたったの一段しか積み上げることができませんでした。
あまりに長い時間恐怖心と闘いすぎたせいで、頑張る余力も残っておらず、わらびくんからは「何をしてるの?」と不思議に思われてしまいます。
5時間かけてたったの一段。
もっとリラックスしていれば、理想通りのタワーをきっと作れたはずです。
理想通りとまではいかなくとも、一段で終わることはなかったでしょう。
「崩れる」ことは確かに怖いことでしょう。(そしてこの「崩れる」意味は、タワーに限ったことではありません)
けれど、「崩れる」ことをあまりに怖がり過ぎると、成し遂げられることも成し遂げられなくなります。
要するに、恐れを抱いた心では大きな成果は望めないということです。
何か大きな結果を望んでいるのなら、恐怖心を乗り越える必要があります。
挑戦して「崩れる」こともあるでしょう。
けれど、やはり恐怖心を克服して、ある程度の思い切りの良さがなければ、成果も望めないのです。
●より良い人生を生きるためのメモ●
怖がりすぎると大きなことは出来ないということを覚えておく