みなさん、こんにちは。わらびです。いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
世の中にはプラスのもの、マイナスのもの、があるのではなく、ただそれを自分がどう解釈するだけだと思います。
例えば、ある人を紹介してもらう時に、「自己主張が強い人なんだ」と説明されれば、それをマイナスに捉え、なんだか会ってみるのは気が進まなくなるかもしれません。
けれど「芯がしっかりした人なんだ」と説明されれば、プラスに捉え、会ってみたいと思うかもしれません。
しかし、これはどちらも同じ意味なのです。
自分にとって良い人かそうでない人かは、実際に会ってみないと分かりません。
もし、自分が芯のしっかりした人と仲良くなりたいと思うなら、その人の自己主張が強いという部分も受け入れなければなりません。
なぜなら、あらゆる物事にはプラスの面も、マイナスの面も兼ね備えているからです。
つまり、プラスとみなすものを経験したいと思うなら、マイナスとみなすものを避けてはいけない、いや、避けることはできないのです。
達成感を感じたいと思うなら、苦しい過程を我慢しなければなりません。
そういう意味で、プラスとマイナスは同時に存在しています。
だから、マイナス(とみなすもの)を避けていれば、プラス(とみなすもの)も経験することができません。
プラスを得たいと思うなら、最初から判断を下さないことが大切です。
結局は、自分で体験してみなければ、それが自分にとってプラスと感じるのか、マイナスと感じるのかは分からないのです。
なので、マイナス(とみなす)ものを、避けすぎるのは本当の意味では自分のためにならないかもしれません。
マイナスの中にプラスがあるのだとしたら、マイナスを避けるということは、プラスも避けていることになるからです。
だからやっぱり最終的には、判断せず(=決めつけず)に観察すること、やってみること、この考え方に戻ってくることになるのだと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。